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人は誰しも「誰かに必要とされたい」「誰かの役に立ちたい」と思って生きているのではないか

今朝、我が家の小5息子が一人で朝食を作ってくれました。同学年の他の子が昼食をお母さんに作ってあげた、という話を聞いて息子も「いつかは自分もご飯を作ってお母さんに喜んでほしい」という気持ちが芽生えたようです。

自分のしたことで誰かから認めてほしい。

承認欲求ってやつですね。
私個人的な見解ですが、幸せは「承認欲求を健全に満たせるかどうか」にかかっているのではないか、とさえ思っているのです。今回は「承認欲求」をテーマに書きます。

承認欲求?貢献感?どっちでもいいんだけど

アドラー心理学では「承認欲求は必要ない」という考えだそうですね。誰かの役に立ちたいという思いは大切だけど、それをやったことで相手から感謝されるかどうかは別問題ですよね。
感謝するかどうかは相手の問題であって、そこまで期待した上での欲求充足が「承認欲求」なんだとすれば、承認欲求を満たすことが自分だけの問題ではなくなってしまいます。
自分は相手の「役に立つ」と思ったことをすればそれで満足できればいいのですがね…まあ、なかなか難しいでしょうね。やっぱり貢献したからには見返りを求めたいですよね…。

やっぱり人間だもの、多少なりとも「承認欲求」はあるでしょうね

私個人的には、「やはり多少は相手にも喜んでほしい」って思うのは自然なことだろうと思っています。
承認欲求が強いのは悪いことじゃないと思います。
ただ、いろんな人を見ていて「これで承認欲求を満たすの、ぶっちゃけキツくないですか?」って聞きたくなるような場面にはしょっちゅう遭遇します。

どんな人にも承認欲求はある

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承認欲求は2歳くらいから芽生えるんだそうです。
例えばイヤイヤ期の幼児。これは承認欲求を満たすと解決されることも多いといわれています。
とはいえ…子どもは子どもで気持ちややりたいことをどう表現したらいいかわからず「イヤ」しか連呼しないし、大人は大人で、その「イヤ」から子供がどうしたいかなんて推測も出来ないので、特に第1子は難易度が高いですけどね・・・。
泣かれるのが嫌、泣かれることに罪悪感を抱いてしまい(泣くのは子どもの勝手なのにねw)、子どもの要求を全部かなえちゃう(=子供の言いなりになる)保護者もいますよね。
そうすると、子どもは「泣けば自分の言うことを聞いてくれる(他人をコントロールできる)」と学ぶので、何か不都合があるとすぐに泣いたりごねたり拗ねたりするようになります。
その傾向は大人になってからも続く人もいます。そういう人に遭遇すると「うわぁ、これでしか承認欲求満たせないって気の毒」って思いながらそっとフェードアウトするって私は決めていますw
祖父母に育てられた子供が我儘に育ちやすい(注:全員ではない)というのは、祖父母は子どもを泣かせたくない傾向がある(=子供の言いなりになってしまう)ので、それでしか承認欲求を満たせないというわけなんですね。

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ちなみに、うちは義父が認知症で、ときどき?意味不明な行動を繰り返すことがあります。その行動を紐解いていくと、「ああ、ここにも承認欲求があるのね」と思うことはあります。
こちらの実害がない限りは好きにやらせておくことにしてます。
ただ、曜日感覚が分からなくなっているので、まったく違う曜日にゴミ出ししたりしちゃうこともあります。
「人のために頑張ったぞ」という気持ちを尊重しつつ、疎外感を出さないように「今日はこのゴミの日じゃないんですよーーー」とこっそり片づけたりするテクニックが必要になりますw

どんな人にも承認欲求があるんだなぁ、健全な承認欲求を満たすことが幸せへの第一歩なんじゃないかなぁって思う今日この頃です。

(個人的に考える)歪んだ承認欲求の満たし方はそこら中にあります。
いじめやハラスメント、高圧的な態度やDVは歪んだ承認欲求の満たし方の代表格だと考えています。
SNSでも「承認欲求の塊」な人はたくさんいます。「いいね」の数がたくさんあると満たされるというのも、まさに「承認欲求」といえるでしょう。
まあ、SNS自体が「自分の発信を誰かに認めてほしい」というものなのですがね。
役に立つ発信で満たされるうちはまだいいのですが、他人の記事をパクって「いいね」を増やしたり集客や収益につなげたりする人もいますし。
迷惑系ユーチューバーなんてのが少し前に話題になりましたが、あれはまさに「歪んだ承認欲求の満たし方をしている」ということに他ならないと私は思って見ています。(だから、ああいうのには関心を寄せないほうがいいのです。突飛なことをして関心を寄せ、「すごいね」って言われるのが目的なのですから)

他人と比較しないで満たせるものを探そう

部屋の掃除でも何かを創作することでも…noteにひたすら文章を書くことでもいいのですが笑
ひたすら自分が打ち込めるもの(かつ、比較的誰にも迷惑をかけずに出来るもの)を1つ、趣味として持つといいかと思います。
メンタルが揺れたときに「自分に戻れるもの」がある人は強いなぁ、というのが実感としてはあります。
出来れば、1人で出来るものがいいです。ゲームだと誰かと競うことが多いので、どうしても他人と比較してしまいます。
「自分の世界に浸れるもの」を、子供時代に持っていることが、勉強が出来るよりも大きな財産になると思います。(勉強が出来る出来ないだと、偏差値の世界にさらされてしまって、結局摩耗してしまいますね)





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