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2024年4月の記事一覧

忙しい人はそんなに怒らない。暇な人はよく怒る

忙しい人はそんなに怒らない。暇な人はよく怒る

思いついたことを即興で書いてるので構成とか考えてません。

他人のことより自分ごとのほうが大事な人はそんなに怒らない自分がやるべきことに集中したいから他人にかまってるヒマがない。他人に対してリソースをさく余裕がないからだ。
総じて、「忙しい人=自分と向き合うことを最優先してる人」はそんなに怒らない。怒るとしたら、まさに自分の取り組みを邪魔された場合だ。

よく他人のことに怒るという人というのはその

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【自己欺瞞から抜け出すための心理学】「りりちゃんよりも騙されたおぢのほうが悪い」と強弁する人を見て思うこと

【自己欺瞞から抜け出すための心理学】「りりちゃんよりも騙されたおぢのほうが悪い」と強弁する人を見て思うこと

この記事では

・話をする前提として「箱」の法則の説明をした後で

・北原みのり氏などについて思ったことを語る

という構成になっています。

まずは「箱」の話をざっくり1分でチェック自分がちょうど新入社員の頃に流行った本に「箱」という本があります。
この本はミリオンセラーになり、何度も改訂版が出ています。

この本は一言でいうと「自己欺瞞から抜け出そう」という本です。
小説形式で「自己欺瞞から陥

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女性オタクたちが受けている抑圧の一端をちょっとだけ味わってみて感じたこと

女性オタクたちが受けている抑圧の一端をちょっとだけ味わってみて感じたこと

女性オタクたちが受けている抑圧の一端をちょっとだけ味わったんだけれど、まぁこんな抑圧が当然にあるような文化を内面化したら普通の女性オタクもお気持ち警察みたいになっちゃうかも・・・と思いました。終わり。

経緯いつものように記事を書いてたら、「成人済み女性オタク」を名乗る女性の方から3000文字くらいの「お気持ち」を頂きました。

その内容がもう完全に「お気持ち」としか言いようがない内容で・・・

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自分には読解力が足りないと思ってる人は、1日に最低1記事音読する癖をつけよう

自分には読解力が足りないと思ってる人は、1日に最低1記事音読する癖をつけよう

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「読解力をつけるために音読しよう」というGoogle Slidesを作ってみました。 今後noteでの更新には実験的にこういうパワーポイント形式を取り入れていこうかなと思ってます。

推しの概念をデジタルに表現しすぎたVALUというサービスがあった

推しの概念をデジタルに表現しすぎたVALUというサービスがあった

例のnoteの件について「推し」とはどういうものかを考えてみる。

丁寧にかくと面白い話題だと思うけれど、今本当にしんどいので結論だけ簡潔に。とくに読者の人に理解できるように書いてないので、理解できなくても気にしなくていいです。

推しをやろうとする人は、まず成立過程とか運営側の意図をまず考えるべき
「CDやグッズを売るだけではビジネスとして成り立たなくなった」アイドル業界とかが、よりファンから資

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「重版出来」読む06 シンパシーとエンパシーの違いを理解する。作家は特にエンパシーが重要になる

「重版出来」読む06 シンパシーとエンパシーの違いを理解する。作家は特にエンパシーが重要になる

5巻と違って6巻はがっつり中田さんが壁とぶつかるフェーズに。

シンパシーとエンパシー

インプットの才があっても「アウトプット」に厳しさがないままでは作家として弱い
コレに対して編集ができることは・・・!

意外と中田の心を開くのはこの人なのか・・・?

感情をちょっとずつ出せるようにはなってきたけれど
今は怒りの感情を表に出すだけで、人の話は一切受け付けない

でも編集が頑張ってちょっとずつ中

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基礎知識がないとわからないものを「自分の知識の範囲内で」理解しようとしても無駄どころか害のほうが大きいという話

基礎知識がないとわからないものを「自分の知識の範囲内で」理解しようとしても無駄どころか害のほうが大きいという話

ネットリテラシーの最も重要なことは「ファクトチェックができる」とか「嘘を嘘と見抜く」じゃないです。

「自分の持ってる知識の範囲内ではこの問題は理解できないかもしれない」という謙虚さを持つことです。簡単に言うと身の程を知ることです。

ぶっちゃけこの謙虚ささえあれば、騙されてもダメージは少ない。この謙虚さがない人が一番深刻なダメージを受けます。

こういうのって、北斗の拳で身の程を知らないモヒカン

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「重版出来」読む05 マンガの中に初めて居場所を見つけ、書店員さんになった人の話が印象的だった

「重版出来」読む05 マンガの中に初めて居場所を見つけ、書店員さんになった人の話が印象的だった

なんか格好いいキャッチコピーのように言ってるけど、これはいいことなんだろうか?

本筋中田さんはじっくり育成中

東江さんは一度物語からフェイドアウト

マンガ家は編集者の言いなりでいいのか?になやみ、一度マンガ家をやめて就職することに・・・。

なので、5巻はメインの二人はいったんお休みして
「美の巨人たち」というエピソードでブックデザイン、製版、資材課などの人間を巻き込んで巨匠の画集を出すとい

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「重版出来」読む04  「廃刊」(=企業における倒産と同じ)の経験は良くも悪くも人の働き方を変えるという話

「重版出来」読む04  「廃刊」(=企業における倒産と同じ)の経験は良くも悪くも人の働き方を変えるという話

私がnoteで書いてるマンガ感想は、基本的に気にいったシーンをペタペタ貼ってるだけで前後の説明をあまり丁寧にやらないので記事だけ読んでもストーリー全然わからんと思います。これはもちろん「記事読むだけで作品内容わかるから読まなくてもいいや」とならないでほしいからわざとそうしているのですが・・・

さすがにこの巻だけは大枠を説明しておきます。以下で説明する2名の登場人物だけは覚えておいてください。

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「重版出来」読む03  作家に必要なのは自分の世界を切り開いていく力、物語を作る力

「重版出来」読む03  作家に必要なのは自分の世界を切り開いていく力、物語を作る力

今回は「新人発掘」の話と「単行本作成」過程の話。

新人発掘の話まず1つめは「原稿持ち込み」の対応。
絵がうまいのは当然として、人間力も問われる。

もう一つは「コミケでスカウト」
絵が上手い人より描きたいものがある人や「見せ方」を知ってる人。

ただ、「デビュー」の壁を超えるのは難しい。本人が努力して乗り越えるしかない。編集者が手助けできることには限界がある。

原稿持ち込みの時に、編集者が一番

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依存症のスリップ(再行動化)について

依存症のスリップ(再行動化)について

借金◯氏が、何かの依存症でスリップを起こしたらしいのでスリップ部分についてマンガ読む。

ちなみにクジラックス先生のコラムがあるので興味ある人は自分で買って読んでみるとイイヨ!

しかし「依存症」の話になるといつもおもうこととして・・・私は明らかに「ブログ依存症」なんだよな・・・。

時々ブログもう止めたほうがいいと思うんだけれど、ブログたいしたことないくせに「ブログやめたら自分に何が残るんや」っ

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「教科書売りの少女とオッサン」 二人の人間を通して抽象的な話をする演劇っぽい話

「教科書売りの少女とオッサン」 二人の人間を通して抽象的な話をする演劇っぽい話

いろんなものを「あえて描かない」ことによってギリギリ作品として成立させているのが面白いなと思った。

本作品は、世界観がぼんやりしすぎていてこのオッサンや女の子が立ち向かおうとしている壁みたいなものがピンとこない。

だが、それゆえに「教師」とかそういう具体的なものではなく、もっと幅広く「夢」とか「なりたいもの」みたいなものを抱いて戦うことと、それをサポートすることの尊さみたいななにかを描こうとし

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「重版出来」読む02  編集者が作家を「育てる」というのはどういうことか

「重版出来」読む02  編集者が作家を「育てる」というのはどういうことか

この作品は編集者が主役の作品だから当然編集者すごいってなりがちなんだけれど、それ以上に「マンガ家」「作家」というものがどれだけどれだけ大変な仕事かというのが伝わってくるのがいいですね。

作家を神としてではなく、欠点も多くむしろメンタルは人より弱いくらいの「等身大の普通の人間」として描き、そんな普通の人が「すごいことを成し遂げる」ためにこれだけ頑張ってるというのをしっかり描いている。

だからこそ

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「重版出来」読む01   いい作品が勝手にうれる時代ではない。誰かが売ろうとするからようやく売れるのだ

「重版出来」読む01 いい作品が勝手にうれる時代ではない。誰かが売ろうとするからようやく売れるのだ

有名な作品だからいちいち説明する必要はないと思うけれど
柔道部出身のバリバリ体育会系育ちの女性が、男だらけのむさくるしいマンガ編集部に就職して、一からマンガ編集の世界に体当りしていくという話。

すっごい昔に1巻だけ読んで、1巻はすっごい好みだったのでいつか完走したいと思ってたんよね・・・これと「大奥」はちゃんと読みたい。「ワンピース」や「キングダム」なんかより優先度高いです。

基本マンガ編集者

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