大学のソウルフード!㉟駿河台編
こんばんは。
関東圏、前回は江東区でした。
行ったり来たりですが、今回は再び都心へ。
日本最大の学生街とも言うべき、神田を攻めてみたいと思います!
こちら、大きすぎて一回では書ききれないので、今回は一回目ということで、東側、駿河台(やその周辺)について書いてみたいと思います。
駿河台の大学
駿河台の大学というと、皆さんどこをイメージされるでしょうか?
多くの方は、明治大学と日本大学理工学部を思い浮かべると思います。
あるいは、厳密には湯島ですが、すぐ側に見える東京医科歯科大学と順天堂大学を加えることも多いでしょう。
それに加えて、以前は中央大学も長く駿河台にありました(発祥の地はその南、神田錦町。駿河台に移転後は東京電機大学がありました)。
しかし、八王子に移転したことはよく知られています。そして近年中央大学法学部が茗荷谷に戻ってきたことが話題になっていますが、
その陰で、本当に中大がかつてあった場所(記念館跡)に、ロースクールの巨大な校舎が建てられていたことはあまり話題になっていなかったような気がします。
個人的には、茗荷谷以上に都心回帰の象徴のような気がしなくもないのですが、再び学生が街に増えそうな予感です。
実は私もこの近辺で4年程働いていましたので、思い出深いエリア。お薦めのお店を見ていきましょう!!
まずは明大が面している坂道を降りていくところから。
エチオピア
神田はカレーの街としても有名ですが、ここは外せないでしょう!
オーダー時にカレーの辛さを1〜70倍で表現して店員さんにお伝えするのですが、私は怖くて10倍までしか頼んだことがありません(笑)。
ノリとしては界◯拳みたいな感じです。
普段は5倍位を頼むことが多いですかね。
今回はチキンカリーを頼みました。チキンを頼んだら次の来店時はビーフというローテーション派ですが、
チキンもビーフも柔らかく煮込まれていて、噛んだときに繊維に沿って千切れて行く食感がたまりません。
オーダー後、お皿に茹でたじゃがいもが運ばれてきます。これにバターを付けて食べると美味しくて、しかもお替り可能!
カレーが来る前にお腹いっぱいにならないよう気をつけましょう(笑)。
そして、カレーが来ます!
ルーとライスの面積比は7対3、さながら海と大陸のようですが、侮るなかれ、ご飯は山盛り、チョモランマです。
調子に乗ってルーを食べているとご飯が残ります。ペース配分は計画的に(笑)。
スープカレー屋 オオドリー
エチオピアのお隣のスープカレー屋さん。
辛さを求めるエチオピアとは対象的に、甘みのあるスープカレーは、刺激物というよりは優しさを追求した味だと思います。
スープカレーはちょっと時間をかけてゆっくり味わいたい気もしますが、お店の雰囲気もゆったりしていて、ご飯を楽しむことができます。こちらもチキンが柔らかく、骨もついているので軟骨を含めて味わうことができます。
レストラン カロリー
1950年創業、老舗の洋食屋さんです!
以前ご紹介した白楽の「キッチン友」もこちらで修行をされました。
1階だけでなく半地下のフロアもあり、狭く見えても実は席があるのも面白いところ。
カロリー焼きにカツを乗っけて990円!
物価高の昨今、有難いお値段です。
まずは味噌汁が出てきます。
こちらを味わっていたら、ライスとメインディッシュが運ばれてきます。
アツアツのプレートの中にはパスタ、タマネギ、バラ肉が踊っています!
ここににんにく醤油をかけて味わうのが通!
人と会う前は避けた方がよいかもです(笑)。
「カロリー」の名前の通り、とてもエネルギッシュなメニューが盛り沢山。
是非訪れたいお店です。
続いて御茶ノ水駅前へ。
博多天神
こちらはザ・ファストフード!
クリーミーな博多ラーメンをスピーディーに味わうことができます。しかも替玉一杯無料!トッピングをして味を変えながら楽しむことができます。
最初は胡麻だけ撒いておき、替え玉がきたらタレを追加、替え玉分が半分くらいになったら辛子高菜を追加して、最後に紅生姜を入れる流れが好きです。
再び坂道を降りて、すずらん通りへ。三省堂のビルがなくなって少し寂しい気もしますがこの通りの東側、明大テリトリーのお店をご紹介します。
はちまき
文豪も通ったという老舗の天ぷら屋さん。しかも安いとあって、昼間はいつも行列です。
天ぷらはやはり、揚げたてが美味い!
アツアツの天ぷらを楽しめます!
油もしつこくなく、ジューシーな素材の味が閉じ込められていてたまりません!
川府
こちらは四川料理のチェーン店ですが、ランチ、夜ともにコスパ最高で味もよき!
刀削麺が美味しいですが、ランチ時は飲み物やおかずなどがビュッフェ形式で自由に楽しめるとあって、お腹いっぱいになります!
夜の飲み会もコスパ最高なので、中華が好きな方にはイチオシです!
ラーメン二郎 神田神保町店
かつて神田の西側にありましたが、すずらん通りの裏、吉本の漫才劇場の向かいに移転してきました。
野猿街道と並ぶ強烈な盛りで有名なお店で、常に長蛇の列をなしています。
私も近くをよく通りましたが、まだ挑戦できていません…苦笑
御茶ノ水の思い出
さて、最後に御茶ノ水の思い出を少々。
初めて訪れたのは高校1年生の時です。
当時通っていた駿台千葉校の企画で、東大と東工大の研究室を見学に行くというツアーがありました。
よくわからずに参加したのですが(特に東工大で聞いた研究内容に全く興味が持てなくて、これで文系に行こうと決めました笑)、解散場所が御茶ノ水駅前でした。
当時、高校でクラシックギター部に所属していたので、目の前に多数の楽器屋さんがあるのに興奮してしまい、しばらくお店を物色していました。
90年代後半はバンドブーム。X JAPAN解散直前の頃でしたが、hideやMALICE MIZERのManaのモデルのギターが置いてあるのを眺めたりしたのを覚えています。その後少しして私もエレキギターを買ったのですが、当時はよく楽器屋さんに立ち寄っていました。そういう高校生や大学生にとって、御茶ノ水ってやはり聖地。
その後、高校3年生になって駿台の御茶ノ水校の講習に行きました。今や政治問題となってしまった京葉線の通勤快速で東京駅まで出て、中央線に乗り換えて御茶ノ水に通いましたが、少し早く着いたのでお茶をしようと思い、立ち寄ったのがスタバ。
「何やら高級な雰囲気のお店だな」当時そう思ったのを覚えています。
とりあえずよくわからなくてエスプレッソを飲んでみました笑
お上りさん満開ですが、実はこのお店、国内のスタバ2号店なんですよね(1号店は銀座松屋通り店)。
90年代後半、スタバがまだメジャーじゃなかった時代に、ちょっとカフェに立ち寄るというのは勇気のいることでした。何となく、マックやサイゼに寄るのと、喫茶店やカフェに行くのって難易度が違う気がしたんですよね。そう思うと、レトロな喫茶店が集まっている神保町界隈なんてずっと大人の街…。
こっぱずかしい思い出話でしたが、御茶ノ水、勉強と背伸びと仕事、色々な思い出があります。
次は、ここから少し西側の神保町についても、続けて書いていきます(一回西日本を挟みますが)。
では!
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