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大学のソウルフード!㊳神保町編

こんばんは!
以前、駿河台のソウルフードをご紹介しました。

今回は引き続き神田地区。少し西側に移動して、神保町周辺のソウルフードに迫りたいと思います!!


神田神保町。
この辺は出版の街として有名ですね。
大手出版社の小学館、集英社、岩波書店があり、その他にも多くの出版社が集まっているエリア。近くには古書店街も形成されています。

さらに、このエリアの北側には日本大学の法学部と経済学部が、西側には専修大学が、南側には共立女子大学があり、まさに大学密集エリアでもあるのです!!

そして、出版社が集まっている神保町駅の南側には学士会館や如水会館があるなど、大学のルーツにちなんだ建物が残っています。この地域は皇居のすぐ北になりますが、江戸時代は空き地でした。どうしてでしょう?

それは、火事の被害を防ぐためです。
江戸は人口密集都市。しかも木造建築ばかりだったため、乾燥する冬に火事になりやすい。そうすると、北風にあおられて、火事は北から南へと広がっていく可能性があるため、江戸城に飛び火しないためにも、また、火事が起きた時に非難するためにも、この場所に空き地が必要だったのです。

時代は明治になり、高等教育機関が必要になりました。
そうした時、ひとまず使える土地がこの地域だったので、東京大学、東京外国語学校、学習院など、黎明期の高等教育機関が置かれました。

その後、更に広い土地を求めて散らばっていきますが、国策としての高等教育のルーツはこのエリアにあると言ってよいのでしょう(余談ですが、岩波書店や小学館は、かつての東京商大=現在の一橋大学の跡地に立地しています)。

学士会館(再開発のため、年内一杯の営業)

というわけで、この辺の美味しいお店を見ていきましょう!!

ランチョン

説明不要でしょうが、明治42年創業の老舗のビヤホールです!

先輩編集者と!

ランチもやっていて、とても人気です!私はカキをベーコンで巻いた料理を食べましたが、ガッツリ美味しかったです!!神保町と言えば時々来たくなるお店の代表格だと言えるでしょう。

さぼうる2

神保町の喫茶店の代表格といえば、さぼうるでしょう!!
しかし、「ソウルフード」ということなので、ここでは食事メニューが豊富な「さぼうる2」をご紹介できればと思います!
こちらは何といっても大盛りのナポリタンが有名!!

食べ終わったら、さぼうるで珈琲を飲んで梯子、というのもいいですね!

キッチン南海 神保町店

カツカレーが有名な洋食屋さん。多くのお弟子さんが独立して開店していることでも有名。
以前はすずらん通りにありましたが、建物の老朽化に伴って2020年6月に閉店、当時の料理長の暖簾分け独立店が今の場所にオープンしています。

カツカレー、この黒っぽい色がまたいいですよね!行列必至です!

ボンディ

神保町でカレーといえばこちら!!
「欧風」の名の通り、カレーソースはグレイビーボートからライスのお皿にかけて食べるスタイル。お値段はちょっと高めですが、甘みのあるビーフカレーは絶品!やはり、ちょっと贅沢ランチをしたい時には来たくなるお店です。

うどん 丸香

駿河台とどちらで入れるか少々悩みましたが、神保町の方にまとめました。
この界隈でうどんといえば、やはりこちらでしょう。
都内でも屈指の人気を誇る讃岐うどんの名店。安くて美味しくて行列、というソウルフードのお手本のようなお店です。

馬子禄 牛肉面

比較的新しいお店ですが、パクチー好きな方には是非お勧めしたいお店。「蘭州牛肉面」といい、さっぱり味なのにニンニクが効いていて(ベトナムのフォーも然り、結構あるあるなのかもです)、コシのある手打ち麺が特徴的です(「面」と簡体字なのも現地感ありますね)。
ラー油とパクチーが絡み合って独特の香りですが、これが癖になるのです。

嵯峨谷

お蕎麦のチェーン店の中でも、ここは特にお薦めしたいお店です!

『マツコの知らない世界』で取り上げられた、十割そばのチェーン店なのです!当時(2015年)はそれで290円でしたし、何とびっくり、生のプレモル1杯150円!時々飲み会もやったりしていました(笑)。

いいんですよ、これが

今は流石に諸々値上げしていますが、それでもコスパ最強で味も最強のお蕎麦屋さんです。ここは外せません!

というわけで、完全に独断と偏見でピックアップしてしまいましたが、いいお店はたくさんあるエリアなので、全てを紹介するのはそもそも無理です(笑)。
是非、神保町の皆さんお勧めのお店を教えてください!!

東京都心編、次は上智大学です!


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