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探してたものはこんなシンプルなものだったんだ

マガジン『物語と書いて“れんあい”と読む』の9つのエピソードのうち、4つ目のお話です。

恋愛マガジン4作目の今回は、先輩との恋の話です。2作目に続き、またもや一方的な片思いに終わった恋の話です。

叶わなかった恋や、恋愛の失敗経験ほど鮮明に覚えてるって…いったいどういうことなんでしょうね?人間の脳ミソって。

今回も、自分の恋愛経験をとことん振り返りながら、大事な"なにか”を探して言葉の海の中をさまよいます…。毎度5,000〜6,000字くらいのそこそこ長編なので、息継ぎしながらお読みください。

ちなみに、『探してたものはこんなシンプルなものだったんだ』というこのタイトル、もしかしたらどこかで見覚え(聞き覚え)のある人もいるかもしれません。

そう、これは“あの人”の“あの歌”の歌詞です。なぜこのタイトルをつけたかは記事後半でわかります!

このマガジンについて

改めてこのマガジンの説明をします。

マガジンの1記事目から読んでいただいている方はこの章はスルーしていただいても問題ありません。この記事から読んでいただく方へのご説明です。

このマガジン『物語と書いて“れんあい”と読む』は、僕自身の恋愛経験を振り返りながら『自分が目を背けてきたことに向き合う』ということをテーマに書いています。

僕自身、何年もブログやnoteを通じて言葉を綴ってきたのに、自分の恋愛のことだけは一切書いていなかったことに気づきました。完全に、自分の過去の恋愛に目を背けてきたのです。

その理由は、失敗したことや恥ずかしいことが沢山あって、それを認めたくなかったから。でも、それじゃいかん!と気づいたので、こうやって言葉にして残すことにしました。

あなたにも、あなたなりの“目を背けてきたこと”があるかもしれません。それは恋愛に限らず、家族のこと、仕事のこと、日常の些細なことかもしれません。

この記事を読んで、あなた自身の目を背けてきたことに改めて向き合い、一歩前に進むきっかけにしてもらえれば嬉しく思います。

■マガジンの詳しい説明はこちらをご覧ください。
■マガジンでお届けする記事の概要はこちらをご覧ください。
■記事単品は200円ですが、マガジン(9記事を配信予定)は580円です。
■昔の恋愛経験を思い出しながら書いています。記憶違いの部分もあるかもしれないことをご容赦ください。
■過去のエピソードはこちら(マガジンのトップへ移動)。

それではここから、本題へと入っていきます。

先輩との出会い

僕が先輩と知り合ったのは、学生時代にやっていたアルバイト先でのことでした。

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