ものれん2

背伸びしても届かないあの人

マガジン『物語と書いて“れんあい”と読む』の9つのエピソードのうち、2つ目のお話です。

今日は、僕の思春期の恋の話をします。おそらく自分史上、最初で最後の“絶対叶わぬ恋”だったんじゃないかと思います。背伸びして、背伸びして・・・ただただ背伸びした恋のてん末と、そんな恋を振り返って気づいたことを書きます。

読者様より

1つ目のエピソードを読んでくれた読者の方からこんな嬉しいコメントをいただきましたので一部ご紹介させていただきます!

この時期にこういうこと、あるある!
…と思いながら読ませていただきました。それを「あるある」で終わらせずに最後の3つの教訓に繋げているところが素晴らしいです!!本当に。
ヨシヒロさんの初めてのラブレター、最高に可愛いです😂💕
私もラブレターを書いたりもらったり、好きな人と文通したりしたことあったなーって、すごく懐かしくなりました😆

僕とは性別も、おそらく育った環境も全然違う読者様のご感想ですが、それぞれの方の恋愛経験とも重なる部分があるのかもしれません。

ストライクゾーンが広いというか、いろんなタイプのパートナー(先輩、後輩、同級生、社内恋愛…)とお付き合いしてきた経験があるので、そんな様々なエピソードを交えて今後も記事をお届けしていきます。

懐かしい思いに浸りたいときにもオススメのマガジン…なのかもしれません。でも、本音はこんな想いで書いてます↓

このマガジンについて

改めてこのマガジンの説明をします。

マガジンの1記事目から読んでいただいている方はこの章はスルーしていただいても問題ありません。この記事から読んでいただく方へのご説明です。

このマガジン『物語と書いて“れんあい”と読む』は、僕自身の恋愛経験を振り返りながら『自分が目を背けてきたことに向き合う』ということをテーマに書いています。

僕自身、何年もブログやnoteを通じて言葉を綴ってきたのに、自分の恋愛のことだけは一切書いていなかったことに気づきました。完全に、自分の過去の恋愛に目を背けてきたのです。

その理由は、失敗したことや恥ずかしいことが沢山あって、それを認めたくなかったから。でも、それじゃいかん!と気づいたので、こうやって言葉にして残すことにしました。

あなたにも、あなたなりの“目を背けてきたこと”があるかもしれません。それは恋愛に限らず、家族のこと、仕事のこと、日常の些細なことかもしれません。

この記事を読んで、あなた自身の目を背けてきたことに改めて向き合い、一歩前に進むきっかけにしてもらえれば嬉しく思います。

マガジンの詳しい説明はこちらをご覧ください。
マガジンでお届けする記事の概要はこちらをご覧ください。
■記事単品は200円ですが、マガジン(9記事を配信予定)は580円です。
■昔の恋愛経験を思い出しながら書いています。記憶違いの部分もあるかもしれないことをご容赦ください。
■過去のエピソードはこちら(マガジンのトップへ移動)。

それではここから、本題へと入っていきます。

担任のK先生

中学生の叶わぬ恋・・・と言えば、もしかしたら鉄板ネタかもしれませんが(笑)、担任の先生へ恋心を抱いていたことを打ち明けます。

僕の恋心の矛先にいたのは、中学2年のときの担任の先生です。

彼女は、当時僕が通っていた公立中学校に赴任してきたばかりで、いきなり2年生の担任を任されていました。大学を卒業して教員免許を取得して間もなかった頃だったんじゃないかな…。

そんな彼女が2年生の始業式の日に教室に入ってきて第一声を発したときのことは、僕の心にとても印象深く残っています。

「今日から皆さんの担任となります、Kです。よろしくお願いします。」

印象深く残っていると言っても、その内容は普通の挨拶だったと思います。なんなら、実はなんて言ってたか定かではありません。

印象深い出来事なのになんて言ってたか覚えていない?!そんなことある?って思った方もいるかもしれませんが、その理由はズバリ、僕の記憶が曖昧だからというわけではなく、

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