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挑戦するときは、自分の中に正しい戦略はないという前提を持つ

何か新しいことに挑戦するとき、

必ず成功させたいことがあるとき、

気をつけておきたいことがあります。


それは、

自分の中に正しい戦略はない

ということです。


自分の中に正しい戦略はない

どういうことかと言うと、

挑戦するということはこれまで自分はやったことがないことを初めてやってみるということなので、

自分は「正しい進め方」も「勝ち方」も知らないはずだ、ということです。


私は比較的頑固な性格で、「私はこう思う」と自分の考えに固執してしまうことがあります。

そうして、やったこともないのに「私なりに考えた結果、こうすればうまくいくのでは」と勝手に判断して取り組むことがあります。

そのように始めた新しい仕事はだいたい苦労しています。


もちろん、趣味とか遊びとか興味本位で新しいことを始める場合は別ですが、

仕事などにおいて新しいことに挑戦し成功させたいと思っている場合は、

「自分の中に正しい戦略はない」という前提を持つべきです。


すでにその分野で成功している人3名を探す

自分の中に正しい戦略はないという前提を持つことができたら、自分の外に戦略を求めます。

まず、自分が今から実現させたいことを明確にし、その分野ですでにそれを実現させている人を探します。

友人でも、上司でも、著名人でも。

少なくとも3名はすでにその分野で成功している人を探し出し、その3名の共通点を調べ上げて言語化します。


自分の戦略に取り込む

実際にこの「3名の共通点を言語化する」というのをやってみるとわかるのですが、

共通点というのは本質的なことであることが多いです。

その本質的な共通点を「キーファクター」として自分の成功のための戦略に取り込みましょう。


部署の組織変革に活かした話

ここから具体的に私がこれを実践した事例をお話ししたいと思います。


私は「エンゲージメントがだだ下がりだった自分の所属部署を変える」ということを行いました。

ちなみに私は人事でもなくただの経理マンです。

いち平社員が上司と同僚を巻き込んで組織変革するのはまさに「挑戦」でした。


そこで、すでに組織作りの分野で成功していると思えた成功者を著名人の中から3名見つけ出しました。

そして3名の書籍を読み、セミナーにも行って話を聞き、3名に共通する要素を抜き出しました。

その共通点を簡単に挙げるとこのようなものでした。

✔️説明は全て理論的
✔️しかし感情をさらけ出すポイントがある
✔️相手の感情や価値観を大切にしている

このように、共通点はとても本質的なものになるので、どれも当たり前っちゃ当たり前なことなのですが、それを自分の頭や肌で感じることが大切です。

そして、この共通点を自分の活動の中に取り込みます。

私の場合は、部署でセッションを何度も企画したのですが、その進行に活かすことにしました。


例えば、上記の3つならこのように活かしました。

✔️説明は全て理論的
 →資料には研究結果や事実ベースを用いてロジカルなものにする
✔️しかし感情をさらけ出すポイントがある
 →セッション中に私自身の正直な感情をさらけ出す場面を設計しておく
✔️相手の感情や価値観を大切にしている
 →セッション参加者の話に傾聴する(深堀り・頷き・姿勢など)

これらはあくまで一例ですが、このように具体的な行動にまで共通点を落とし込むことが大切だと思います。

こうすることで実際に私の企画はうまくいき、部署の組織変革に成功しました。


どんな前提を持つかで行動が変わる

言ってることが矛盾するかもしれませんが、結局はやってみなとうまくいくかどうかは分かりません。

しかし、「自分の中に正しい戦略はない」という前提を持っていれば、成功者から学ぼうとしますし、その学びを自分の挑戦に活かそうとします。「どうすればうまくいくか」を自分で情報を集め考えようとします。


どんな前提を持つかで、どんな行動を取るかが変わるのです。


自分がどんな前提を持って行動しているか、一度見直してみると良いかも知れませんね。


この記事があなたの挑戦に少しでも役に立てば幸いです^ ^

最後まで読んでくださってありがとうございました!

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