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部下が期待を裏切らないために必要なこと!期待を〇〇に変える

部下が上司の期待を裏切ってしまう原因は、
その期待が曖昧で共有されていないことだと前回お伝えしました。
まだご覧になっていない方は下記から↓

今回は上司の期待を言語化して
部下と共有する方法をお伝えしていきます。
 
読者の皆さんなら、何からはじめますか?
 


◆頭の中にある期待を整理しよう!



そうですよね、期待を整理することですよね。
わかっているようで多くの上司が期待を整理できていません。
 
例えば、「組織をまとめて欲しいんだよな!」と期待していても
具体的にどんなことをして欲しいのか。
若手の育成なのか、組織の日々の運営なのか
お客様への対応なのか
 
いろいろして欲しいことばかりで
何をして欲しいのか整理できていません。
こんな状態で部下も期待されたら悲鳴をあげてしまいます。
 
まずは、期待することを書き出してみましょう。
そして、書き出したリストの中で部下に任せたいことを決めてください。
 
上司のあなたにとっても組織全体の問題が見えて来て
今後の組織運営に役に立つので一石二鳥になります。
 

◆仕事のゴール・条件・課題を明確に


次に、部下と組織全体の問題を共有しながら
任せたい仕事(タスク)を伝えます。
 
このとき、タスクのゴール(期限やクオリティーなど)、
条件(使える予算・人・モノなど)、
課題(進める上でぶつかる壁、注意するポイント)を
明確にしていきます。
 
その上で「こんな風に考えているんだけど
君の意見を聞かせてくれないか?」と
部下の考えも聞きましょう。
 
一方的に決めるのでなく、あくまでも対話をしながら
部下のやることと上司に協力して欲しいことに分けることがコツです。
 

◆期待を部下の目標にする



もし、上司のあなたが思ったより少ない量や質であったとしても
最初は本人の意見に合わせて任せてあげましょう。
 
ここが本人の主体性が発揮されていく大事な時です。
温かく見守ってあげてください。
 
やってみてできてくると自信がつき
量と質があがりスピードもついてきます。
 
そこで「いいね!すごいね!」と認めてあげると
部下の成長が加速していきます。
日々の進捗の確認と承認を大事にしてください。
 
やって欲しいことを曖昧な状態で部下に期待するのではなく
期待を明確にして部下の目標にしてあげることが重要です。
 
そんな上司と部下は一緒に仕事をしたいと思います。
 

◆今回の質問


【上司のあなたの期待は、具体的にどんなことですか?】
 
次回に続けます!お楽しみ!
 
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