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なぜ、1on1が必要になってきたのか?/苦手な部下ともコミュニケーションできる

苦手な人と声掛けや雑談などコミュニケーションを一日何回とっているでしょか。
もしかして、ゼロということになっていないですか?
人にはどうしても苦手な人を避けてしまう傾向があります。
 
もし、苦手の人が部下だとすると、どうなるでしょうか。
上司も部下も、お互いに何を考えているかわからない
伝えたいことも伝えられない!ということになってしまいます。
 
これではチームとして目標を達成することが難しくなります。
今回は苦手な部下ともコミュニケーションの機会をつくれる
1on1ミーティングについて自戒を込めてお伝えしていきます。
 
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|苦手な部下とのコミュニケーション!?


 
吉田部長
情熱所長、職場を観ていて気がついたんだが
Aさんと話しているときは、笑顔で和やかな感じだけど
Bさんとのときは、素っ気ない感じがするね。
 
情熱所長
えっ、そんな風に見えますか。
自分では自然にしているつもりですが、、、。
 
吉田部長
もしかして、Bさんは情熱所長にとって苦手のタイプなのかもしれないね。
 
情熱所長
違います!と言いたいところですが、実はそうなんです(汗)。
 

|苦手意識は無意識に働いている

 


吉田部長
私も昔はそうだったけど、苦手な相手とはコミュニケーションが難しい。
だから、どうしてもコミュニケーションの数が少なくなってしまう。
 
情熱所長
良くないと思いますが、そうなっているかもしれません。
どうしたら苦手な部下とコミュニケーションができるでしょうか?
 
吉田部長
意識して挨拶や声掛けをすればいいけど、
苦手意識は無意識なのですぐには直せないね。
だから、なかなかできないことも事実。
 
情熱所長
そうですね!
声掛けしようとしても避けてしまいますね。
 

|半強制的な1on1を活用する



吉田部長
今度、会社が推進している1on1ミーティングを活用したらどうかな。
部下と定期的に対話ができる機会だ。
 
情熱所長
そうか、1on1ミーティングがありましたね。
 
吉田部長
本来は部下が話したいときや聞いてもらいたいときに上司と部下の対話ができればいいんだけど、前回、伝えたようにリアルの対話に最近は慣れていないので対話のきっかけや続け方が難しくなっている。
 
情熱所長
デジタルコミュニケーション(メールやSNSなど)が普及してリアルのコミュニケーションに慣れていないですね(汗)。
 
吉田部長
よい関係を築くには、声掛けや雑談が必要だと頭ではわかってしても
なかなかできないのが現状だ。
 

|コミュニケーションの数だけ親しくなれる

 

情熱所長
そうか、だから月に一回30分でも部下との対話ができる1on1ミーティングが有効になってくるわけか。
 
質問、傾聴や承認のスキルをマニュアル通りに使って対話をすればいいから実践できますね!
 
吉田部長
情熱所長はザイアンスの法則をしているかな?
私なりに解釈すると、人はコミュニケーションの数だけ親しくなれるということだ。
 
情熱所長
それ、わかる気がします。
逆のこともあるということですよね。
苦手な人とはコミュニケーションの数が減っているから余計に疎遠になってしまう。

 |お互いをわかりあう機会にしていく


吉田部長
それを理解した上で、1on1ミーティングに後押しをしてもらって、お互いの出身地や誕生日などお互いを知り合いならが、徐々に子供の頃、学生時代の話や今までの人生経験など知り合えるといいね。
 


情熱所長
そうですね!そうすれば、部下の大切にしていることやどんなことが得意なのかもわかってきそうですね。
普段の声掛けや雑談もやりやすくなりそうです。
 
吉田部長
最初は上手くいかないのは当然、それに動揺しないで1on1ミーティングの目的(部下の話しを聞く、信頼関係の構築)を思い出しマニュアル通りに進めれば、やがては部下も笑顔で話をしてくれるようになるよ!

そうすれば、段々と苦手意識も解消されていく。
 
情熱所長
なるほど、いいですね!
上手くいかなくても目的を忘れずに1on1ミーティングをやり続けます!
 

|今回の質問


 【苦手な部下と、どんなコミュニケーションしていますか?】
 
次回に続けます!お楽しみ!
 


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