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【成功体験】『私が会を15年間コンスタントに継続させている秘訣、続けるにはどうしたら良いか』(体験談)

 私は、何年間も続けている会があります。

 私は、神戸に住んでいるのですが、神戸の地場産業に酒造りがあります。

 灘の酒蔵は、全国的に有名なので、あなたも一度は聞いたことがあるかも知れないですね。 

 例えば、春の園遊会で出されているのは「櫻正宗」ですし、秋の園遊会では「菊正宗」のお酒が出されています。

 IPS細胞で2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞された京都大学の山中慎弥教授のノーベル賞授賞式で出されたお酒が「福寿」でした。

この3つの酒蔵とも灘の酒蔵のお酒です。

私は、もともと日本酒が苦手でした。

学生時代に安酒を燗して飲んで、あの日本酒独特の匂いが嫌になりました。

日本人なのに日本の文化である日本酒が苦手なんてとも思ったりもしてましたが。

もっぱら、シングルモルトのスコッチかバランタインが好きで飲んでました。

私は、ビールやラム、ウォッカ、テキーラ、ジン、ワインなど洋酒ばかりを飲んでました。

このまま、お酒の話を続けてたらお酒談議になってしまいますね。(笑)

ついでの余談ですが、BS TBSで毎週月曜日に放送されている『吉田類の酒場放浪記』は、毎週楽しみにして見ています。

今は、TVerがあるから時間に縛られることなく、自分の都合の良い時に観れるから便利になりましたよね。

話を元に戻しますね。

私の地元に灘の酒蔵のお酒35銘柄だけ飲ませてくれる「駒」というお店がありました。

ある時、雑誌の取材の後に編集長に良いお店があると、その「駒」というお店に初めて連れて行ってもらいました。

日本酒しか置いてない店か、苦手なのに大丈夫かなと少し不安になりましたけど、折角連れて来てもらったので、取り敢えず、馴染みのある「剣菱」を頼みました。

そこのお店は、銅の湯煎で燗をしてくれました。

銅の湯煎で燗したお酒は、安い居酒屋みたいに電子レンジでチンしたのとは違って、香りも柔らかく、広がりがあり味もまろやかで美味しかったのです。

そして、私は灘の酒蔵には色々と自分自身が知らない蔵元があるのだなと思い、あれも呑んでみたい、これも呑んでみたいと好奇心が湧き、このお店に通うようになりました。

一合500円だったので喫茶店感覚で1合か2合呑むだけですから、お財布に優しいのも良かったですね。

1週間に最低でも1回は通うようになると自然とご常連とも話しをするようになり、その店に通う楽しみも増えました。

経営コンサルタントの視点では、この辺りにリピーター作りの秘訣があるのですが、今回はテーマが違うのでまたの機会にしたいと思っています。

折角、灘という酒蔵の地元に住んでいるのだから、酒蔵巡りをしたいなと私は思うようになりました。

今なら、そうは思わないのですが、酒蔵とも接点がないし、なんか敷居が高いと勝手に自分自身で思ってしまって、どうしたら酒蔵巡りを出来るかなって当時の私は思いました。

そして、その「駒」の大将に灘の酒蔵巡りをしたいんだけど、どうしたら出来ますかと相談しました。

そしたら、灘の酒蔵を知って貰いたいから、アレンジしてあげるよと言ってもらい、その段取りを進めていました。

これで、酒蔵巡りが出来ると思っていた矢先に、駒の大将が、開店前の準備をお店でしている時に脳卒中で倒れてしまいました。

僕は、そのことをご常連から聞き、びっくりし、心配しました。

大将は幸い一命は取り留めましたが、お店を再開することは二度となく、お店を閉めてしまうことになりました。

そして、酒蔵巡りの話は、暗礁に乗り上げてしまいました。

しかし、そのお店に来ていたご常連から、私は灘五郷組合と繋がりがある人を紹介してもらうことが出来、酒蔵のコースをアレンジしてもらいました。

その当時、私が所属していた経営者団体のブロック会でこの酒蔵巡りを企画し、実施することが出来ました。

それから、地元の酒屋の店主と知り合うことが出来、その人にお願いして酒蔵巡りをアレンジしてもらい、今は私自身が酒蔵に直接連絡して日程を組んで実施しています。

毎年15年間、継続して酒蔵巡りを実施しているのですが、今年はコロナ禍でまだ実施出来ていません。

毎年、2月の第4土曜日に開催していたのですが、今は参加者のスケジュール関係で2月の土曜日開催だけを決め、一応第一か第三土曜日あたりに実施と緩く日程を決めています。

そして、会のネーミングもあると毎年参加者募集や酒蔵に予約しやすいので「灘の酒を愉しむ会」と命名し、今に至っています。

毎年、この会で酒蔵に予約しているので酒蔵の人にも覚えてもらうようになり、益々、会が楽しくなってきました。

それ以外にも、今年で8年目になる私が主宰の交流会があります。

2ヶ月に1回、偶数月に開催し、気がついたら、第44回を数えています。

この会も今は、コロナ禍で開催を休んでいますが、早くコロナが終息して再開を楽しみにメンバー共々しています。

長く続ける秘訣は、なんだと聞かれると、やはり1番に参加して楽しいということ。

一人ポツンとしている人を作らず、気にかけて声掛けすること。

コアなメンバーを作り、その人に一緒になって会を作って盛り上げてもらうこと。

そして、次の日程をその場で決め、手帳に書いてもらい、予定を入れてもらうこと。

「鉄は熱いうちに打て」の諺にあるようにです。

交流会は、定例会場が決まっていたので、その時に次の予約を入れて場所を押さえていました。

それと私は、経営コンサルタント事務所を2004年の6月1日に開設して独立したので今年は17周年で18年目を迎えます。

日経ビジネスによると企業の生存率は10年で「6.3%」、なんと20年で「0.3%」まで下がるというデータがあります。

経営学でもGoing Concern(ゴーイング コンサーン)という研究分野があり、継続して企業を存続させることを研究しています。

「継続は力なり」とう諺があるように続けることは成功への切符だと古から本質として人間は分かっていたのでしょうね。

それと1番大切なのは、人とのご縁、人からの協力、コミュニケーションだと私は実感しています。

今回は、継続させる私の体験記を書きました。

最後までお読み頂きありがとうございます。

数ある記事がある中で、この記事をお読み頂いたあなた。

あなたと私は、ご縁があると思います。

ご縁は、偶然ではなく、必然だと言います。

このタイミングでのご縁を大切にしたいなと思っています。

良ければ、ご縁のある「あなた」にフォローしてもらうと凄く嬉しいです。

これからも、色々な視点で書いていきますので、よろしくお願いします。

また、お会いするのを楽しみしていますね。

では、またお会いしましょう!

人と組織の専門家

心理分析家、問題解決コンサルタント、起業プロデュース、自分ブランディングプロデュース、著者




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