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障がい者雇用の面接について考える②

前回の記事にて、面接は相互理解と解説しました。その具体的な話は書かずに終わって、具体的な内容を書いていないので考えてみました。
(前回の記事の内容は下記リンクを参照お願いします。)

会話はキャッチボールを意識する

一次面接は特に人事の方が多いので仕事の話というよりかは、面接者に対してのその人柄を見ることが多いとの事です。

話していて

  • この人は、会話が出来るのだろうか?

  • 自分の言い分だけ言って終わる人ではないか?

  • 相手を見て会話をしているかどうか?

なので基本会話のキャッチボールが重要となります。

質問に対して、結論から答える

例えば下記のような形です

「私は〇〇です。なぜならば〇〇です」

結論から、詳細の流れが重要となります。「はい」や「いいえ」、「○○です」で答えることが出来るものはあらかじめ言いましょう。
そうしないと、どっちなんだという疑問と、次の質問に移行することが面接官にとっても有効と思います。

話は一分以内で納めるようにする

キャッチボールをする時、相手がボールをずっと持っているとどうでしょうか?やっぱりイライラしますよね。

相手と話すとき、なるべく1分以内で回答するようにしてください。すべてを伝えなければと思うと思いますが、面接官がいるので、必要な情報をさらに聞いていきます。

前回の記事では「40秒」としたのですが、今回において、転職エージェントとお話しした時に、面接官が受け答えを前提としているとの事なので、1分以内でも大丈夫との事です。

また、実際に1分で答えられるかスマホのタイマー等で測定してみて下さい。意外とオーバーしてしまいます。

例えば、自己紹介してくださいというと問いに対し
「私は○○大学を出て、新卒で○○会社に入社し…」
と回答していくと、意外としゃべってしまします。

それを考慮すると、ある程度の質問に対して自分なりの回答集を作成する必要があります。

ついでに大きな括りで考えると下記となります。

  1. 自己紹介

  2. 職歴

  3. 志望理由

  4. 障害特性と配慮事項

  5. 得意なこと、苦手なこと

  6. 質疑応答

これにおいては、就労パスポートを作成し、あらかじめ準備が必要となります。
これについての作成においては下記リンクでまとめましたので参照のほどお願いいたします。

これらをノートとか、PC等にまとめてみると良いと思います。それに対して、何度か繰り返して、1分程度でしゃべるように心がけてください。
私は自分での練習はかなり重要でしたし、実際役に立ちました。

具体的な内容について書いた記事は下記を作成しました。
実際どのような形か考えてみるときに参考になればと思います。

質問に対して正しく答える

面接において相手が聞きたいことを答えることは重要です。相手に対してボールを投げるのであれば、取りやすい球を投げる必要があるのですが、違う方向に投げてしまうと、面接官も困りますし、話が矛盾してしまい、面接における信用を失い、落ちる原因につながると思います。

もし、質問に対して、一度理解して答える必要があります。そのためには質問の内容を頭で理解して回答するようにする必要があります。
そのために一呼吸といて、質問をちゃんと理解した上で答える必要があると思います。

もし質問が理解が出来ない時には聞き直しましょう。「こういう事かな?」と思って回答してしまい、自分の思う回答と違ってしまった場合、自分の意図としない答えをしてしまう可能性があります。その上で進めてしまうとどうしても矛盾が生じてしまい、面接官を困らせ、落ちる可能性が出てくる可能性を上げる要因になると考えられます。

話し終えたら、「以上です」という

話を終えたら、以上ですと言いましょう。
もしかしたら、話がまだかなと思ってしまう場合がある回答をしている可能性があります。またもう少し踏み込んだ話を言うのではないかと相手が待つ可能性があります。
その時には「以上です」と話を切りましょう。

そうすると、話が終わった事を明確に伝えることが出来ます。そして面接官は次の質問に進むことが出来ますし、回答に対して深堀したければ、更に回答に沿った質問をしていただけると思います。

最後に

面接はやっぱり準備が必要です。それには、面接官とちゃんと回答できることが重要だと思います。

そのためには、「一緒に働きたいと思っていただく」かが重要と思います。そのためには練習をして、いい印象を与えられるだけでもかなり変わります。

面接官をもてなす気持ちで行いましょう。

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