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サーフィンなんてやるもんじゃない

こんにちは、週末フォトグラファーのmichael yoshiokaことmikey(マイキー)です。

この記事では、僕の「好き」を熱く紹介できればと思います。

サーフィン

僕はサーフィンがすごい好きです。確実に今の自分に大きく影響を与えた1つのライフスタイルだと思います。

留学先のカリフォルニア州サンディエゴに住んでいたとき、在住している日本人のサーファーの方が言っていた印象的な一言が「サーフィンなんてやるもんじゃねえよ」という本当の意味が分かってしまいました。

サーフィンと聞くと日本だとチャラチャラしたイメージとか、敷居が高いスポーツの印象を持つ人がいるかも知れません。なんなら僕もそのイメージを持っていましたし、自分には無縁のアクティビティでさえ思ってました。

しかし、高校卒業後にカリフォルニア州へ移ってから、ガラリと印象が変わりました。

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きっかけ

自分が始めたきっかけは本当に些細で、海が近くて暇だったからでした。(一番最初に初めた海は当時知る由もなかったが、サーフィンとヨガの聖地でもあるエンシニータスに位置する海、Smawi’sでした)

なんとなくカリフォルニアにいるしカリフォルニアっぽいことがしたかったのも事実です。

知識も全くなしで友人とボードを持って海に入り、イメージだけでひたすら続けてました。

短いボードでやるのがサーフィンと決めつけていて当時はロングボードでやることに抵抗を少し感じましたが、初めた最初の日に立てたときの気持ち良さは今でも忘れませません。

ボディボードをやっていたこともあり、「波を捕まえる」という様な感覚がなんとなくわかっていました。波の力だけでスススーっと大きいボードと僕自身が進み、ゆっくりと自分の体を持ち上げてボードの上に立ち、白波の上を滑らかに風を切る感覚。極度の興奮状態なのか嬉しすぎたのか、波に乗ったときは世界が静かになり、ただ後ろの方から波の音だけが自分の後を追って聞こえてくる感覚。

今までにないような感覚にどっぷりハマり、その日は日が暮れるまで続けそれから大学の授業が終われば本当に週6日ぐらいのペースで海に通っていました。

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もちろん楽しいだけでなく大変なことも多いです。溺れて死にかけたり、海の生き物にビビったり、水面に叩きつけられたり下手な分つらい思いはします。笑

ただそれも全てひっくるめて帰り際には、あーやっぱり楽しかった、と必ず思えるし、自然の偉大さ美しさに感銘を受けます。

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楽しいだけじゃない

僕がここで伝えたい「サーフィンの良さ」は乗って楽しいってところだけではなく、文化やライフスタイルのところでもあります。

僕自身、最も足を運んだエリアがそういうところだったのかもしれませんが、とても町にサーフィンという文化やライフスタイルが根づいていました。

体力のいるスポーツなので健康意識が高く、食べるものにも気を遣ったり、皆が皆にフレンドリーで、何もなくても波の状況を確認しに海へ足を運んだり、仕事の合間を縫ってサーフィンしたり、年上の方や自然に敬意を払っていてサーフィンが生活の一部に組み込まれてるような空気や雰囲気が素敵だと思ったからです。

だって子どもからお年寄りまで常にサーフィンのことを考えているのですから。

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また皆、同じ良い波は絶対に来ないというのを心得ています。だからこそ自分が決めた1本の波に対して本気でトライします。サーフィンに限らず何事にも全力を注ぐのもまたサーフィンを通じて再認識した良い文化なのかなと思いました。

今でこそ自分は東京に戻り、たまにサーフィンをする程度の頻度に落ちてしまったが、時がたった今でも波に乗るあの感覚に勝るものはないと思います。

なので何が言いたいかというと、やっぱりサーフィンなんてやるもんじゃないってことです。

Cheers

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