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枝瀬優
2020年7月26日 19:24
過去にとべるタイムマシンができた過去の決まった時間にかけられる電話ができたそれを望んで手をつけてしまった時、いまのわたしは死んでしまった未来を明るくするために、なんて体のいいこと言うつもりはないよ過去は変わらない、変えたらいけないここ感情を抱えて生きていかないと、人間である意味、忘れてしまいそうだから
2020年7月24日 20:26
小学生の頃に親友と書いていた交換日記プラスチックの軽くて脆い鍵で秘密はまもられていると信じていたお互いだけが知ることを世界から隠せている気になっていたいま、世界から隠してしまいたいことに溢れているのにどんな鍵もパスワードも信じられずにすべて自分の底に蓄積されていくだけ
2020年7月19日 21:23
金平糖を夜空にかざして君のくちもとへ、あまい一等星をたべて願いが叶いますように
2020年7月14日 20:03
君になら汚されてもいいとからっぽのわたしを溺れさせて深く深く沈めて君の心音だけを聴いていたい
2020年7月12日 18:07
生きたかったから死ぬんじゃありません、死にたかったから死ぬのです、ってききたかったな君の遺言、そうしたら納得できたのに
2020年7月10日 22:25
誰かを救うってことは誰かを見捨てるってことでしょ、救った数だけ亡霊がついてくるし救ったつもりで救えなかった人はカウントせずに狭間に飲み込まれて忘れられていく、見捨てられることに慣れてしまったときわたしはもう誰も救えない、手を伸ばしても指先がほんの一瞬ふれて空を切るだけでその時の君の顔が忘れられません、きっと今夜も夢にでてくるのでしょうねわたしを振り回してこの世で果たせなかったことやり尽くして朝が来
2020年7月4日 13:43
君が寝ている間にペディキュア塗ったよ、なにか失敗して落ち込んで俯いててもわたしを思い出してね