自己満足かもしれない、よしお

肩書きとかもういいかな

自己満足かもしれない、よしお

肩書きとかもういいかな

最近の記事

ANGERSWING#36

仕事をしながら演劇ができる今の環境がありがたすぎるな。 本番まで割と長めの稽古期間が設定されているので、本番数週間前までは稽古スケジュールが割と緩い。 そのおかげで空いてる日にしっかりと仕事を入れることができる。しかもその時間も作品のことを考えることができるので、次の稽古までにじっくりと積み上げながら準備をすることができる。 長期間のスケジュールを押さえるのが難しい人たちが出演するような商業ベースの作品でこのような形態は難しいのかもしれないけど、作品と向き合うという意味で

    • ANGERSWING#35

      自分が何を素敵だと思うか?という観点の重要性がいよいよ増してきている。 新しいカメラをもっと上手に扱えるようになりたくて仕方がなくて、台本とカメラを行ったり来たりしている。 そして写真を撮るたびに「うーん、これじゃない」を繰り返している。 そしてカメラ自体の設定を見直して「ほお、なるほど〜」って結構なる。 今まで写真を撮ってきた時にあまり考えてこなかった部分が露わになってきていて、それだけで新しいカメラを買ってよかったなと本当に思う。 もちろんカメラ自体の設定とか機材と

      • ANGERSWING#34

        ゴールデンウィーク、なんだかすごく休んでいる気分になっている。 この1年は特別な何かがない限り、ひたすら働き続けてきたので、これだけ家に居続けるというのもあまりなかった。 陽気もなんだか夏のような雰囲気を醸しているので夏休みを過ごしているかのような気分だ。 今年もサマーランドに行きたい。一日中、プールに入り続けたい。あとは神宮に行って、野球を見ながらビールを飲んで、花火を見て帰りたい。 あと、こうしてずっと家にいるととにかく眠くなる。なので割としっかり目に昼寝をしてしまう

        • ANGERSWING#33

          新しいカメラを使う機会が来た。ライブの写真を実験的に撮らせてもえることになり、パシャパシャしに出かけた。 暗い環境下で、ステージ上には強い光源。出演者たちは素早く動き回る。 改めて写真を撮るということの難しさを体感してしまった。残せる写真を1枚も撮れなかった。 今まで使っていたカメラ【α7sⅲ】は暗い環境に強く、あまり神経質にならなくてもパシャパシャ撮っていれば、ライブシーンでも素敵だと思える写真がそれなりに撮れていた。 しかし新たに手にしたカメラ【α7cR】は細かい描写

          ANGERSWING#32

          今日は稽古ではなく、リスペクト講習というものを受けさせていただいた。 中身としては ・そもそもハラスメントとは何なのか ・ハラスメントの種類 ・ハラスメントを防ぐには というのが主な内容だったように思う。 相手へのリスペクトを持って、関係性を築く。だからリスペクト講習。 ハラスメントというものへの個人的な意識は社会的に高まりつつあると思う。 わたし自身も、後で思い返したときに「あの発言は相手あるいは他者を不愉快にさせてしまったかな?」と思うことがある。 自分の中では全く

          ANGERSWING#31

          想定外に『シン・ゴジラ』を観てしまった。 映画館でも観たし、多分テレビでも観た。でもたまたま始まったばかりのシン・ゴジラにチャンネルが合った途端、もう画面の前から離れることができなくなってしまった。 シン・ゴジラの何がいいって、多分リズム感だと思う。 台詞もそうだし、映像の切り替えやテロップの出し入れなんかもすごく気持ちの良いタイミングでやってくれる。だから観ていても時間が気にならないし、あっという間にエンディングを迎えてしまう。 本当に、なんだろう、アトラクションに搭乗し

          ANGERSWING#30

          稽古初日、前半戦が終わったところだ。 所用で稽古を一度抜けて、再び稽古場に戻れば稽古後半戦が待っている。 ペース配分なんて何も考えていなかった。 2チームに分かれて、別日程で公演を行なっていくことになっていて、わたしは両チーム共に出演することになっているので仮に同じシーンを両チームで同日に稽古するとなれば、2回分の稽古を1日で行うことになる。 もちろん共演してくださる方が変わるし、同じ稽古なんてないのだけど、それでもやはり疲労はある。 そういう時に、自分への備忘録的に書

          ANGERSWING#29

          カメラを買った。 少なくとも今月頭には買うつもりはなかったし、下見としてお店を訪れた段階では本気で買うとは思っていなかった。 でもいずれは二台目のカメラをなんとしてでも手に入れたいと思っていたし、来月訪れる映像撮影の機会になんとか3カメの状態を実現したいとは思っていた。 だから遅かれ早かれ新しいカメラを買うか、レンタルをするかという選択にはなっていたと思う。 お金はもちろんちゃんと支払った。けど今後の見通しはあまり立っていない。甘い見通しでカメラを購入した。 ただいつか買

          ANGERSWING#28

          最近、気分転換にコナンの映画を3本観た。 「黒鉄の魚影」「緋色の弾丸」「ゼロの執行人」の3本。 タイトルの付け方が中2病心をくすぐる感じがする。 本当は3本も観るつもりなかったのだが、最初に見た「黒鉄の魚影」が面白くて、今更ながら蘭とコナンと灰原の関係性にグッとくるものもあって、思わず立て続けに見てしまった。 でもさすがに3本でお腹いっぱいになったので、文章を書き始めた。 最初は気にならなかったのだが、観ているうちに段々と気になってくることが出てきたからだ。 批判とかで

          ANGERSWING#27

          嫉妬心は燃料だと思う。 自分の中でのぐらつきを感じる。自分の努力不足のツケが、逃げてきたことのツケが回ってきているのだろうか。そんなに頑張ってこなかっただろうか。 最近、某区に貼られた選挙ポスターに「努力が報われる社会へ」という言葉が書かれていた。 努力が報われるって何?努力って何?十人十色、千差万別な努力の仕方を報おうとしてくれる方法とは?などなど、色んな気持ちが湧き起こった。 報われない、あるいは報われた気にならないということは個人の努力不足ということなのでしょうか。

          ANGERSWING#26

          豊かさのことを考える。 自分にとってどんな状態を豊かとするのだろう。 貧しさに目を向けた時に、それは他者との比較であることが多い気がする。 あの人に比べて何かを持ってないとか立場にいないとか、だから貧しい。みたいな結果になりそう。 もちろん自分自身の中で「ああ、貧しいな」って思うことはあるか。誰かに優しい態度を取れなかったとか。 でもそれは他者との比較ではないけれど、状態が良い時の自分と比較をした結果のような気がする。それってもうほぼ他者では? 書いている現時点で、物的

          ANGERSWING#25

          この2年、日常を過ごす上で身体への意識がすごく希薄になっていたというか「どういう姿勢で過ごすとかどうでも良い、とにかく走る」みたいな状態で過ごしてきた感じがする。 日常生活ではその生き方で問題ないし、むしろそうしていくことで身体が今を過ごす生活に適応していくのだろうなと思う。 でも俳優として何かの作品に関わるとなった時にその意識のまま稽古に突入できないなというところにいる。 今もそうだが、どうしてもスマホと向き合う時間が多くて、きっと首が前方に突き出すような形になってし

          ANGERSWING#24

          眠い、ひたすらに眠い。 朝5時過ぎに家を出て、9時ごろに岩手にいて、14時ごろに日本橋に戻ってきていた。 我ながらこの生活は面白すぎるし、朝のうちに家を出ればまだ朝とも言える9時に岩手にいることができるのだというのがとても面白いし、ついさっきまで岩手にいたのに気づけばもう日本橋に戻ってきているのも面白い。 こんな刺激的な生活でお金を頂けているのがとても楽しくて、仕事を辞める気配もなく、週6ペースで働き続けている。 土日は自宅待機で、たまに地方に行くことになるというだけなの

          ANGERSWING#23

          Xにポストするのってなんだか難しく考えてしまいがちで、目の前で起きたこととか自分の身に起きたこととか備忘録的に書きたいのだけど「ああ、うるさいと思われるかな」とか考えてしまって、書いてすぐ消してしまうことがよくある。 でもこの媒体に書く分には消すことはない気がするし、うるさいと思われることも少ない気がするので、最近Xにポストしたけど、消してしまったものを改めて載せておこうと思う。 日常生活においてものすごく小さな出来事だけど、人の心を動かすのに充分な出来事なのだなと思った。

          ANGERSWING#22

          読み合わせ翌日、とても疲労感がある。 気疲れはあると思うし、久しぶりに戯曲に没頭して読んだ疲れもあると思うし、帰り道に雨に打たれながら自転車で帰った疲れもあると思う。 朝、寝起きが非常に厳しかった。 本当に常々思う。仕事のある日にこそ寝坊をしたい。そういうサービスがあったら一度くらいは利用したい。 今日からしばらく稽古はない。本番は7月だし、まだまだという感じではあるけど、何よりも兎にも角にも台詞を覚えなければ何も始まらない。1シーンずつ丁寧に脳みそにぶち込んでいく。

          ANGERSWING#21

          顔合わせ、そして読み合わせがあった。 ある種の稽古初日のようなものなので、ちゃんと準備をして臨みたかったので、仕事中もずっと台本に書き込みをしていた。 読み合わせにあたって、決して満足のいく作業量ではなかったけど、久しぶりに台詞を口に出して読んで、相手の話と声を聞いて自分がどうなるかをまずは知りたかったので、まあよし。 読み合わせが始まって、一言目からわたしは台詞を噛んだ。ド派手に噛んだ。準備の足りなさがモロに出たなと思ったけど、それと同時に手が微妙に震えていた。 読み合