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ANGERSWING#49

心がそぞろだ。
なぜだろう。欲しいものを手に入れたいという欲がむくむくと湧いているからなのか。
未来のことばかりを考えてしまう。
しかもそういう状態の時に欲しいものは手に入らないという悲観的な方向に物事を考えてしまいがちで、余計に心がそぞろになっていく。

とにかく今だ。向き合うべきは今だ。

今の状態で真っ直ぐ前に進んで行ったら、空回りするような気がする。
改めて冷静に、シンプルに、自分のやるべきことをとにかくやる。

今は稽古に向かう前の時間。
ありがたいことに稽古場が家から近いので、家でアップを済ませて、衣装を想定した服を着て稽古場に向かおうと思う。
でもその服装では稽古前に身体を動かすことは難しいので、稽古場で瞑想をしようと思う。

さっき筋トレをしている最中も、どこか集中できなかった。
大概、筋トレをすれば心が落ち着いて、シンプルに前に進めるのだけど、ゾワゾワしている。

こういう時、ゾワゾワを無理やり抑えつけるのではなくて「自分はゾワゾワしているのだよ」ということを受け入れてあげることな気はする。気づくだけで充分。その気持ちは消そうとしても、あるわけだから。

筋トレをしている最中に惰性で「プロポーズ大作戦」の再放送を流していたのも良くなかったか。

自分的に思春期ってそこまで意識するほどのものがなかった気はするけど、思春期に放送されていたような気がする。

調べたら2007年放送らしい。
17年前。15歳。ドンピシャすぎる。

プロポーズ大作戦ってタイムスリップして自分の人生を変えようとするみたいなところが物語の根幹にあるわけで、そのドラマを17年経て改めて見るとなると意味が変わってくるというか、15歳の頃はタイムスリップして戻る側だったけど、32歳となるとタイムスリップを体験する側の年齢になっているということだ。

後悔しない生き方というか、前のめりに生き続ける。そんな気持ちにさせられてしまう。

ここで冒頭の心がそぞろに繋がってくる。

わたしはタイムスリップすることはできない。
だから一つ一つの選択を大切にする。
タイムスリップで戻ってくるなら今日、みたいな日々をしばらくは過ごすようになる気がする。

文章を書いてよかった。
やろう。一つずつ。本当に一つずつだ。
呼吸が落ち着いてきた。

やるヨ。

<日本劇団協議会主催>
日本の演劇人を育てるプロジェクト
新進劇団育成公演

劇団Q+
『ANGERSWING /
アンガーズウイング・アンガースウィング』
ー家族の庭、その香りは秘密をささやくー

脚本=弓月玲 原案・演出=柳本順也

◎日程
2024年7月3日(水)〜 7月7日(日)

【公演スケジュール】
7/3(水)W 19時~
7/4(木)S 19時~
7/5(金)W 14時~/S 19時~
7/6(土)S 13時~/W 18時~
7/7(日)W 12時30分~/S 16時30分~

【チケット】
前売一般 = 4,500円
当日一般 = 5,000円
U22= 3,000円

◎劇場
下北沢 駅前劇場

⋱チケット発売⋰
2024 年 5月 1日(水)予約受付開始!

●ご予約URL
https://act-pit.com/events/view/?eid=0kDlB28a

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