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【第199回】予約が取れない名店出身の大将が握る本格江戸前寿司
どうも、yopparaideskaです。
第199回目は、水道橋にあるお寿司屋さん。
「予約が取れないお店」と聞くと、敷居が高そうとか、行きたいけどどうせ無理だよなーとか思ってしまうものではないだろうか?
寿司屋さんにおいてそんな諦念を晴らしてくれるお店が水道橋に誕生。
そんなお店こそ、
行ってきましたよ、”水道橋 鮨 ほし山”
カウンターのお寿司屋さんは若い人は入りにくいのでは?という発想から「若い人にも気軽に利用してほしい」という店主の想いが込められたあたたかい空間でいただく寿司コース。
果たしてその味は、、
店舗詳細
店名:水道橋 鮨 ほし山
住所:東京都千代田区神田三崎町2-20-10 5F
アクセス:JR水道橋駅から徒歩1分くらい
混雑状況:20:00頃到着。予約していたためすぐに入店できた
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水道橋駅出たすぐのところにあるため、非常にアクセスが良い。
お店はカウンター席や個室合わせて16席しかないため、予約していくのがおすすめです。
メニュー詳細
![](https://assets.st-note.com/img/1702964933086-DBFaI9ucUj.jpg?width=800)
・上おまかせ握り 10,000円
ディナーコースは、
・おまかせ握り 8,000円
・特上おまかせ握り 13,000円
・極上おまかせ握り 17,000円
の4種類、
ランチコースは、
・おまかせ握り 3,500円
・おまかせ上握り 5,500円
・おまかせ特上握り 7,500円
の3種類がある。
ドリンクは、日本酒、ビール、ワイン、ウイスキーなどかなり充実している。
料理レビュー
まずは、スパークリングワインで乾杯。
![](https://assets.st-note.com/img/1702964963714-h28rSlJZcL.jpg?width=800)
茶碗蒸しを合図にテンポ良く料理が提供される。
上おまかせ握りコースの内容は以下、
・前菜3種
・茶碗蒸し
・握り8貫
・逸品
・雲丹いくら子丼
・トロタクキャビア手巻き
・玉子
・留椀
・デザート
前菜3種は、
・子持ち昆布
・ナスの芋かけ
・タコの柔らか煮
子持ち昆布は、
数の子のような食感に昆布の歯応えと風味が合わさりお酒に合う。
ナスの芋かけは、
和風出汁が染み込んだトロトロの茄子にお上品にとろろをかけた一品。
タコの柔らか煮は、
タコを生姜が効いた和風出汁で柔らかくなるまで丁寧に煮込んだ一品。
これは本当にタコか?と疑ってしまうくらい柔らかくて食べやすかった。
※前菜3種は写真がなくてすみません
![](https://assets.st-note.com/img/1702965010625-igRLZCbrHk.jpg?width=800)
茶碗蒸しは、
ずわい蟹の餡の茶碗蒸し。
具が入っていない出汁と卵の風味が効いたシンプルな茶碗蒸しにずわい蟹の身がたっぷりの餡をかけた一品。
茶碗蒸しに具が入っていないからこそ、ずわい蟹の味をより感じることができる。本当に贅沢で幸せな気持ちになった。
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逸品は、
銀鱈の幽庵焼き。
幽庵焼きは、幽庵地と呼ばれる漬けダレに魚をつけて焼いたもの。
幽庵地とは、酒、醤油、みりんを同じ分量で合わせて、柚子や酢橘などの柑橘類を加えた和風タレ。
幽庵地に漬け込んで焼くことで、無駄な脂を落として、コッテリなのにさっぱりしたご飯にもお酒にも合う日本料理らしい一品。
握り8貫は、
・アオリイカ
・あじ
・本まぐろ赤身漬け
・帆立の炙り
・真鯛
・車海老
・中トロ
・穴子
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アオリイカは、
アオリイカとシャリの間に海苔を噛ませて、酢橘、炭塩を仕上げにかけた一貫。
イカの甘さと歯応えに酢橘の酸味が合わさることで、永遠に食べられてしまう。
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あじは、
淡路のすりあじ。
脂が乗った淡路産のすりあじに生姜とネギの薬味を乗せたバランスの良い一貫。
あじの甘味と食感が素晴らしい。
![](https://assets.st-note.com/img/1702965222451-brlz78qzez.jpg?width=800)
本まぐろ赤身漬けは、
シャリに対して赤身が大きいことよ。
筋が美しく、甘みと歯応えが強い。
噛めば噛むほどに赤身の旨味と漬けタレの風味が口に広がる。
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帆立の炙りは、
提供直前に目の前でサッと炙ったシズル感溢れる一貫。
とにかく、帆立が甘い。そして、香ばしい香りがたまらん。帆立が柔らか過ぎて、口に入れた瞬間にほぐれてしまった。
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真鯛は、
新鮮な真鯛に肝醤油を乗せた独創的な一貫。
淡白な真鯛に濃厚な肝醤油を合わせるセンスよ、、。素晴らしい。
真鯛は新鮮すぎるため、歯応えが強くて、噛むほどに甘みがどんどん出てくる。
これは間違いなく日本酒です。
![](https://assets.st-note.com/img/1702965483382-D2KalQiSIu.jpg?width=800)
車海老は、
ビジュアルも味もとにかく立派な一貫。
ここまで強く跳ね返りを感じる車海老に出会ったのはかなり久しぶり。
![](https://assets.st-note.com/img/1702965523087-5GZGmbJ7gp.jpg?width=800)
中トロは、
シャリが見えないくらい大きくて贅沢な一貫。
口に入れた瞬間にとろけるとはまさにこのこと。幸せな瞬間をありがとうございます。
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穴子は、
口に入れた瞬間にほぐれてしまうほど柔らかくてホクホクな一貫。
枕にして寝たいくらい柔らかい。
仕上げに柚子の皮を乗せる一工夫が憎いくらい良い。
![](https://assets.st-note.com/img/1702965635291-hSJEVn8lfw.jpg?width=800)
雲丹いくら子丼は、
量と満足感が反比例過ぎて頭がおかしくなりそう。
醤油漬けされた塩味の強いいくらを濃厚な雲丹が包み込む。
こんなのはどう考えたって美味しいに決まっとる。
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トロタクキャビア乗せは、
贅沢やし美味しいし反則よ、、
ただでさえ贅沢で美味しいトロタクにキャビアを乗せるなんてずる過ぎる、、
![](https://assets.st-note.com/img/1702965700061-UaL6nuRTcz.jpg?width=800)
蒸し焼きたまごは、
トロトロで歯触りが優しくて、それでいて濃厚。
これは間違いなく日本酒。
![](https://assets.st-note.com/img/1702965732008-Z5Fn46OIlz.jpg?width=800)
留椀は、
あおさの赤出汁。
〆でこういうシンプルながら上品な汁物をいただける日本に生まれてよかった。
![](https://assets.st-note.com/img/1702965755930-AvcOopXoXp.jpg?width=800)
デザートは、
パンナコッタの抹茶ソースかけ。
硬めのパンナコッタに濃厚な抹茶ソース。
緑茶と一緒にいただけば、完璧に締まる。
接客
接客は、普通。
カウンター席でもお店の人とのコミュニケーションは最低限。
そのため、いろいろ話を聞きたい人は積極的に話しかけるか、違うお店にする方がいいと思います。
まとめ
総じて、駅から近く、雰囲気も良いため、どんな場面でも非常に使いやすいお店。
他の高級店に比べると品数は多いので、コスパは良いと思います。
1つ言うとするならば、寿司を置く角度が微妙なので写真が綺麗に撮れないのが残念。
Instagram詳細
Instagramでは、より多くの料理の写真を投稿。
レビューはないけど速報性とビジュアル性に優れている。また、600弱の過去に訪問したお店のレビューも見ることができるよ。
Instagramアカウント:
https://www.instagram.com/yopparaideska
サウナとグルメを中心とした街歩きnote
サウナを愛し全国300以上のサウナ施設を訪問した私が、
週末のルーティンである「サウナ」と「グルメ」を軸にした街の歩き方を紹介中。
レビューというよりかは雑誌のコラムのような感覚で見ていただけると面白いかもしれません。
https://note.com/sauna_sauna_37
Instagramアカウント:
雑誌風にアレンジしたやつ(一応おしゃれのつもり)
https://www.instagram.com/sauna.sauna.sauna_/
最新号はこんな感じ
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