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手取り10万円で十分なミニマリズムで夢を追いかける28歳の鬱と葛藤の話をします。

僕は28歳で男性でミニマリスト的な思考を持っている性格だから生活費が周りの同世代よりは低かったりする。例えば、月の手取りが14万円できついという話題を基準に考えてみても僕の手取りは奨学金返済と保険各種を引いて9.5万円くらい。

ここから、家賃と光熱費と通信費を引くと5万円。そこから衣食住にお金を仕分けるような感じ。自由に使えるお金は1〜2万円といったところで、その中に交際費とか外食費なんかもあったりする。そんなこんなで僕はかなりミニマムな生活をしながら生きている。

そのくせに貯金は少しずつやっているから、好きに使えるお金が5000円とかのときもある。そう考えると馬鹿だ。でも、こんな生活を大学生のときにはもっと切り詰めて行っていた。

夢がある。絵を売る夢だ。
大きな絵を一枚売って生活費2〜3ヶ月分を稼ぐ生き方がしたい。つまり、一枚9.5×2=約20万円とかで絵を売りたいのだ。そういう絵を描くというだけじゃなくそういうアーティストでありたいという夢がある。せっかく絵を描いてるんだから、それくらいのお金は欲しい。

ミニマリストな絵描き。それは響きはなんだか
仙人のようだけど、そんなことはない。僕は未熟な精神だから、今日もメンタルクリニックに通っていて仕事も休んでいる。なのに、こうしてカフェにきて本を読みながら文章を書いている。申し訳ない気持ちがあるがそれでもまだまだ自分がこれからやりたいことをやっていきたいという気持ちが強いのだ。

30歳を手前にして崩れた理由がある。
正社員にならねばならないという思考がどこからともなく溢れてきてその活動をしたら心がバグってしまったのだ。心が嫌がって拒絶反応を示してしまったように大泣き。展示会を終えて、次はワークショップの準備をしながら絵を描く日々だ。心は全然晴れていないし、まだまだ「このままある日川にドボン」なんてことも考えるときもある。それはたった一瞬のことだから、結局はそんなことはしないし、辛い分なにかできることを探して取り組むようにしている。

木や花や石や水を眺めるのが好きすぎる。それなのにコンクリートの箱の中に居すぎていつも疲れる。閉じ込められると思うと壊れそうになってくる。ぼくは生きるのも苦しい性格なのかもしれない。人には迷惑をかけてばかりだ。それでも生きてる限り何かをやっていたい。

それで、絵をやり、音楽をやり、文章を書く。そして、本を読み、スマホを眺め、音楽を聞き、家族と話に実家に帰り、仲間に支えられたりしている。ぼくは支えられっぱなしなのだ。手取りが少ないけどやっていけるのはそのおかげだ。

でも、夢はある。
その夢を叶えないとなにも恩返しにならないしこれからもずっと迷惑をかける気がする。それで正社員になることを恐れている。というか、正社員になると考えると心が嗚咽するように泣き出すのがわかる。
なんでだろう。正社員だって、素敵な仕事のあり方で、素敵な生き方じゃないかと思うのに。

苦しいながらなんとかやってます。僕は一人のアーティスト。悩みながらでも諦めない一人の28歳。ミニマリズム志向の男性。

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