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複線的働き方☆最終章「課外活動」で人生を豊かにする働き方

コワーキングスペースの企画と運営の実績を聞きつけて山形県の酒田市のコワーキングスペースを地方創生予算から申請して企画実行もしました。「アンダーバー」というスペースで東北公益文科大学の敷地内にあります。

また、このコワーキング関係の動きを買われてコワーキングサミットにも登壇させて頂き全国の実践者との繋がりも出来ました。面白いものでコワーキングからテレーワークという関連で山形市にある東北芸術工科大学で特別講義もさせて頂きました。まさか、普通の会社員なのに大学で学生を前に90分の講義をするとは思いませんでした。


2016 年に 5 年間いた仙台を移動して現在は埼玉地域を担当しています。今考えているのは地方創生と首都圏の長時間の通勤と通勤ラッシュです。東京からみると近郊とはいえ埼玉や千葉や神奈川は地方です。どれぐらいの人達が通勤しているのでしょう?同じ時間帯に冬場でも汗をかきながら満員電車で通勤しています。ストレスも疲労も蓄積して果たしてより良い仕事が出来るでしょうか?

自分で通勤しながら何とかならないかと考えてみました。 首都圏と言われる3県の公共の遊休施設の利活用です。学校やその他の施設を WIFI 等を備え付けてリノベーションして貸し会議室やシェアオフィス、コワーキングスペースにするのです。東京の大手町や丸の内の本社に出勤せずに地元の施設に通勤する。施設利用代金は東京のオフィスを縮小することと通勤定期代から賄えます。また、地元の企業や個人事業主も利用してもらうことでコミュニティが発生します。そのコミュニティから協業の事業や新しい仕事、もしくは新会社が出来るかもしれません。

これは地方創生の大きな軸になると思います。昔は地方に工業団地を造成して大手企業の工場を誘致していましたが今は中国に工場を出した方が企業に
とって利益が上がります。また、工場は景気の動向で休業や廃止もあります。地方創生は少子高齢化する日本において深刻な問題ですが最初に手をつけないといけないのは観光や誘致ではなくて地場企業の育成だと思います。


仕事があるから人が住み出します。これを現在担当している埼玉県で自治体や企業を訪問しながら、仙台での経験を語りながら進めているところです。何事も動いてみないとわからないものです。真剣に動くことで普通の会社員でも人々に影響を与えてより豊かな人生を送ることが出来ると思います。

人生の半分近くは仕事をしています。

その仕事の少し先の課外活動に目を向けて動き出すと見える世界が変わります。仕事にもプラスに働くし替え難い人脈や出来事を体験できます。より豊かな人生を送る為に半歩踏み出す勇気を持ってみることをお勧めします。

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