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#55 「素直」が1番! 助けてあげたいと思わせる魅力の正体

こちらは一部のみの書き起こしです。 読書のコツが満載の「お悩み相談コーナー」は、Podcast限定でお届けしています。

▽本編ではこんなお悩みに回答中

💡  うちの子は、読み聞かせが大好きなようでなかなか自分で読んでくれようとしません。 
ヨンデミー先生からのおすすめの本も全て「読んで〜」と持ってきます。 このままでいいんでしょうか?

💡 自分から本を手に取ろうとしません。どうしたものでしょう?


成長のカギ「コーチャブル」とは……?

今回のテーマである「コーチャブル」
初めて聞く方もいるかもしれません。単純に言い換えると、「他人のアドバイスを素直に聞いて、柔軟に受け入れる姿勢」を指します。
会社であれば上司、学校であれば先生、家庭であれば保護者さま……というように、アドバイスをくれる存在って周りに結構いますよね。
そんな人たちからのアドバイスを聞いて、素直に受け入れて、吸収して、すぐに成長する、そんな人を「コーチャブル」な人と言います。

コーチャブルな人は、非常に成長スピードが速く、良い結果を出せることが多いです。

逆に、コーチャブルでない人は頑固でアドバイスをなかなか受け入れられないので、いつまで経っても成長できません。
アドバイスをもらった時に、一言目で必ず否定から入る人っていませんか?
「でも」「だって」、そんなふうに、まずは言い訳や屁理屈でなんとか逃れようとする人は、せっかくの成長のチャンスを逃してしまっているんです……。

こちらの助言を素直に吸収してどんどん成長していくコーチャブルな人は、周囲の人に「この人を助けてあげたい!」と思わせる魅力を持っています。

このことが、チームで何かを成し遂げようとするときに非常に大事になってくるんです。
チームで共通の目標を達成するからには、自分の不得意分野を誰かにカバーしてもらわなくてはいけないですよね。
そのためには、普通なら、わざわざ他のメンバーに頼まないといけません。
ところが、コーチャブルな人なら、お願いする前から周りの人がどんどん手を貸してくれるんです。
こんな状態なら、物事がとてもスムーズに進むと思いませんか?

他人の力を上手に借りるために、周囲の人が思わず手伝ってあげたくなるような、コーチャブルな性格が必要になってくるんですね。

アドバイスを受け入れる勇気

そうは言っても、実際にアドバイスを受け入れることは意外と難しいものです。
誰でも、アドバイスを聞いた途端に「でも」「だって」と言い訳や屁理屈を言いたくなったり、ムッとしたりした経験があるのではないでしょうか。

アドバイスを受け入れることは、自分の間違いや至らなさを認めること。
勇気のいる、難しいことですよね。
しかし、それに耐えて克服するための努力をすることが、成長への第一歩となります。

子育て中、お子さんの頑固な一面に悩んだ経験のある保護者さまも多いのではないでしょうか。
「うちの子はぜんぜん親の言うことをきいてくれなくて……」「わがままばっかりで困る!」などは、子育てのお悩みあるあるですよね。

もちろん、お子さんの特性や心の発達段階による部分もあるので、いますぐどうにかしようと焦る必要はありません。
ただ、大人になってもそのままだと、頑固で言い訳ばかりする人になってしまうかもしれません……。

読書でコーチャブルになる!

アドバイスを素直に受け入れるのは難しい……。
そんな難しいことをできるようになるためには、繰り返しの練習が必要です。
自分の未熟さを直視する勇気は完全に天性のものというわけではなく、「練習」で身につけられるものなんです。
その方法として有効な手段の一つが、読書です。

読書の利点はいくつかあります。

💡 他人の価値観にたくさん触れられる
親しい人と話していても、相手の本当の考えがすぐにわかることは少ないですよね。
でも、本を読むだけで、たくさんの人の考え方や価値観をすぐに知ることができるんです。
自分とは違う価値観に出会うことで、自分の間違いを認めたり、自分の成長のためのヒントを見つけたりすることができます。

💡 登場人物の言動を通して自然に学べる
自分の身近な人からアドバイスを受けるよりも、物語の中の人から学ぶ方が心にスッと入ってくることがあります。
例えば、保護者さまが熱心に本をおすすめしても、お子さんになかなか興味を持ってもらえないこともありますよね。
でも、「ヨンデミー先生がおすすめすると、すんなり読み始めた!」というお声は結構多いんです。

実は今、ヨンデミーオンラインの新しいミニレッスンを作っているんです!
その中に「読書家のワザ」というものを用意しています。
「読書家のワザ」は、その名の通り読書家が本を楽しむ上で自然と実践しているワザのこと。
全7種のワザのうちの一つに、「認める」というものがあります。
これは、「読書をしながら自分の正しさや間違いを認める」というものです。

自分の間違いを認めたり、至らなさを直視したり……そんな経験を積み重ねること。
それがまさに、お子さんたちに目指してほしい読書家の在り方です。
そして、この読書家の在り方こそ、「コーチャブル」なんです。

お子さんが自分自身としっかり向き合える読書家になれるよう、Yondemyは全力でサポートしていきます!

最新回はPodcastで先行公開しています。
『おうち読書のミカタラジオ』特設サイト

番組へのおたよりをお待ちしています!

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