#47 「自分は読書家だ!」名乗るだけで子どもがぐんぐん成長するワケ
※この記事は、Podcastの内容を一部ピックアップしてお届けしています。詳しい内容は本編をチェックしてくださいね。
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「〇〇だから頑張れる」という力は偉大!
突然ですが……保護者さまは日常のあらゆる場面でお子さんのことを考えていらっしゃいますよね。
たとえば、雨が降っていたら「傘、持って行ったかな」と思ったり、スーパーでお子さんの好きなものを見つけたら「これ買ったら喜ぶかも」と思い出したり……。
「親だから、頑張れる」
そんなふうにおっしゃる方が多いのですが、これは本当にすごいことだと思います。「親」という立場があるからこそ、自然にお子さんのことを思い浮かべる力が湧いてくるのではないでしょうか。
私自身も「Yondemyの代表だから」という責任感で会社のために頑張れることがたくさんあります。
「立場が人を作る」という言葉もあるように、「自分は〇〇だ」という自覚は得意不得意に関わらず頑張るパワーをもたらしてくれますよね。
お子さんの関わり方にも活かせる! 「読書家だから」の力
実は、この「〇〇だから頑張れる」という力は、お子さんとの関わり方にもそのまま活かすことができます。
お子さんに本を読んでほしい場合は、自分を「読書家だ」と思ってもらえればいいんです。
「読書家だから、本が読める」「読書家だから、むずかしい本にもチャレンジできる」という考え方を持つことで、お子さんの本への興味がどんどん加速していきます。
動画やゲームが楽しくても、自分を「読書家だ」と認識すると、ゲームよりも本を手に取るようになるんです。なぜなら、それが「誇り」につながっているからです。「読書してる自分がかっこいい」というような感じですね。
「誇り」を持つと、大人になっても消えない自信が生まれます。
まずは「読書家なんだ」と先に思い込むことで、誇りのために本を読む。本を読めば読むほど成長してさらに自信がつく。それを繰り返して継続することで、お子さんはますます本当の読書家に近づいていくのです。
声かけで親子仲良く、読書習慣を生み出そう!
お子さんに「自分は読書家だ!」と思ってもらうためには、2つの声かけのポイントがあります。
まず一つ目は、「読書家」と呼んであげること。
たとえば、ヨンデミーのミニレッスンでは「読書家の〇〇さん」と呼ぶようにしています。
ご家庭でも「そんな本も読めちゃうなんて、読書家だね!」と声をかけてみましょう。あんまりお子さんが気乗りしない本でも、「その本も見てみたの? さすが読書家の〜ちゃんだなぁ」というふうに声かけをすることで、お子さんの中に読書家としての意識が育まれていきます。
そして二つ目は、お子さんの行動と本を結びつけること。
漫画を読んでいたり図鑑を見ていても、「〜ちゃんは『本が』好きなんだね」と声をかけましょう。
そうするとお子さんは「あ、私は本が好きなんだ」と感じて、本への抵抗感が少なくなります。
また、日常生活と読書経験を繋げるのもおすすめです。「このお花、こないだ読んだあの本に出てきたね」とか、「この色、あの本の〜くんのお洋服に似てるね」など、本を会話の種に使ってみてください。
こうした声かけの工夫ひとつで、「なかなか読まない……」と悩む保護者さまのモヤモヤが解消されることも多いようです。
ヨンデミーを始めた保護者さまからは、「親子の喧嘩が減った!」なんて声も多く寄せられています。
お子さんに「自分は読書家だ!」と思ってもらえる声かけで、読書習慣を育んでいきましょう!
ヨンデミーメンバーの読書家としての力
先ほど、「読書が誇りになっていると大人になっても本を読む」とお伝えしました。
そのわかりやすい例が、ヨンデミーメンバーだと思います。
採用基準にも「その人なりの読書の楽しみ方があるか」という項目があるほど、全員が読書家です。
メンバーはそれぞれ忙しくても、ずっと本を読み続けています。通学中の電車や寝る前の時間など、隙を見つけて読書に取り組んでいるんです。
「読書家であること」はメンバーのさまざまな自信につながっています。
就職活動で「言葉」について高く評価されたり、夢を叶えるために専門知識を独学したりと、「読書家だからできること」がたくさんあるんです。
また、ヨンデミーオンラインには専門的な研究から得たノウハウも詰まっていますが、メンバーが小難しい論文でも抵抗なく読めるからこそできることだと思います。
私を含めて、ヨンデミーメンバーは読書を通じて得た武器に助けられてきた実感がとても強くあるんです。だからこそ「読書家の先輩」として、お子さんにさまざまな本の楽しみ方を譲り渡していきたいと考えています。
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