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#44 指示待ち人間? チャレンジをし続ける子? 埋まらない差ができる前に気をつけるべきこと

こちらは一部のみの書き起こしです。 読書のコツが満載の「お悩み相談コーナー」は、Podcast限定でお届けしています。

▽本編ではこんなお悩みに回答中

💡小学生1年生の息子がいます。
自力読みに移行し読書を習慣にしてもらうために、何かできることはありますか?


Yondemy流Valuesとは?

過去のミカタラジオでも何度かご紹介している「Values」。
これは、Yondemyで働く上で最も大切にすべき価値観を示すもので、日々の行動を振り返る際にすごく大切にしています。

YondemyのValuesは全部で3つあります。
以前ひとつのValueをご紹介しましたが、反響も良く、「他のValueも知りたい!」との声をいただきました。
そこで、残りの2つのうちの1つについてご紹介します。

お子さんの成長や読書にも深く関係する話なので、ぜひご一読ください!

「自分ごとを拡げる」- YondemyのもうひとつのValue

今回ご紹介するValueは「自分ごとを拡げる」というものです。

では、「自分ごとを拡げる」とは具体的にどういうことなのでしょうか?
「自分ごとを拡げる」とは、周りを見渡して自分にできることを探し、積極的に挑戦する姿勢です。
また、「会社にとって何がプラスになるだろう?」と自分で考えることも「自分ごとを拡げる」の例と言えます。
こんなふうに、今自分が任されている仕事に一歩先回りして取り組む姿勢が「自分ごとを拡げる」なんです!

さらに、想像力を働かせながら周りの人たちの考えていることに気を配ることも大切です。

例えば、「この後Aさんに仕事をお願いするから、進捗状況を連絡しておいた方がAさんが安心できそう」「Bさんの作業に直接は関係ないけれど、このことも伝えておいた方が進めやすいだろうから、この資料も共有しておこう」というようなことです。

これが「自分ごとを拡げる」の心構えです。

「指示待ちの人」と「どんどん成長する人」の分かれ道

「自分ごとを拡げる」ことで、どんどん成長していくこともできます。
それは、自分ごとを広くとるだけで積極的にチャレンジする姿勢を育めるからです。

「自分ごと」とは、「これは自分が主体となってやるべきだ」と思える仕事のことです。
自分ごとの範囲が狭い人は、社会に出てからは「指示待ち」状態になりがち。
「自分がやるものじゃない」「誰かがやってくれるだろう」と考えてしまうことが多ければ多いほど、人から言われたことしかできない「指示待ち人間」になってしまいます……。
一方、自分ごとの範囲が広い人は、指示待ちの状態にはなりません。
自分と直接は関係のない仕事でも積極的に取り組めるからです。
むしろ、「自分でやってみよう」という意識が強いのでチャレンジの機会も多くなり、どんどん成長することができます。

これは、お子さんが日々がんばっている学校や塾の勉強も同じなんです。
宿題だけこなして簡単すぎる問題ばかり解いているのでは、難しい問題や苦手な教科を克服するのに時間がかかってしまいますよね。
自発的に予習・復習までこなし、難しい問題にも積極的にチャレンジしていれば、自然に成績は伸びていくでしょう。

言われたことしかできない指示待ち人間と、自分ごとを拡げどんどんチャレンジしていく人。
その差は、やがて無視できない大きさにまで開いていってしまうかもしれません……。

読書が「自分ごとを拡げる」?

Yondemyには、こちらが言うまでもなく「自分ごとを拡げる」が自然にできているメンバーも多いんです。
私は、読書が「自分ごとを拡げる」姿勢を育んでくれるからじゃないかと考えています。
なぜなら、本を読むという行為には、「自分ごとを拡げる」ための体験が詰まっているからです。

例えば、読書には、登場人物になりきって読むという楽しみ方がありますよね。
これは、会社で言うところの「周りの人たちが考えていることを想像する」ことと同じです。

また、本を読むことで「全体を見回す」という体験もできます。
物語には複数のキャラクターが出てきますよね。
キャラクターはそれぞれ、性格も考え方も、行動も違います。
読み手は、このすべてを俯瞰的な視点から眺めることができるんです。
「あの人は今、こんなことを考えながら過ごしていそう」「この人は次のページではこう動くんだろうな」
自然とこういった予想をしながら、本を読んでいくことになります。

この視点の持ち方が、会社などの組織に入ったときにもそのまま役立つんです。
本を読むときのように自然と全体の動きを把握できるから、その中で自分がどのような行動をすべきかを考えることもできるんです。

読書を武器に、視野を広げよう!

YondemyのValuesのうちの1つ、「自分ごとを拡げる」。これは周りを見渡し、自分にできることを探し、積極的に挑戦し、周りの人々の考えを意識する姿勢です。

「自分ごと」とは、自分がやるべきことを意味します。
しかし、自分ごとの範囲が狭い場合、「自分がやるものじゃない」「誰かがやってくれるだろう」と考えることが多くなり、「指示待ち」状態になっていしまいます。
一方で、自分ごとが広い人は自ら積極的にチャレンジし、成長を遂げていきます。自分ごとが狭く、指示待ちの姿勢を取る人々との差はどんどん広がっていくのです。

「自分ごとを拡げる」ための一つの方法が、読書です。
読書を通じて、相手の気持ちを想像する。
物語全体を見渡してのキャラクターたちを俯瞰する。
この経験が、「自分ごとを拡げる」きっかけとなります。

コツコツ本を読んで、「自分ごとを拡げる」という武器を身につけましょう!

最新回はPodcastで先行公開しています。
『おうち読書のミカタラジオ』特設サイト

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