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#63 モンテッソーリ教師 えり先生に学ぶ! 楽しみながら人生の武器を育てる読書のリアル

※この記事は、Podcastの内容を一部ピックアップしてお届けしています。詳しい内容は本編をチェックしてくださいね。
▽本編はPodcastYouTubeでご視聴いただけます!

おうち読書のミカタラジオ特別編。
モンテッソーリ教師をしていらっしゃる えり先生をゲストにお迎えして、ヨンデミーメンバー・はる との対談をお届けします。
より読書を楽しむためのコツが満載です!

えり先生
モンテッソーリ教師として、モンテッソーリ教具の定期レンタルサービスを運営している。
小5の女の子と小2の男の子を子育て中。
モンテッソーリ式オンライン英語スクールAtlas Montessori Englishも10月からスタート。
講談社with class mamaにてコラム執筆中。


「その後がある」読書の魅力とは?

はる(以下「は」):お子さんがお二人いらっしゃるんですね。
お二人はどんな本がお好きなんですか?

えり先生(以下「え」):上の子は物語系、下の子は科学系や子ども向けの実用書が好きです。

は:実用書!どんな感じの内容なんですか?

え:整理整頓の仕方とかを教えてくれる、子ども向けのハウツー本があるんです。
本屋さんで「1冊好きな本を買ってあげるよ」と言うと、そのときに知りたいことに合わせて本を選んでくるんです。
困ったときや何かを知りたいときに本を読むという感じです。

は:お子さんの中で、「何かあったら本に頼る」という流れができているんですね。

疑問を解決する手段ってたくさんありますよね。 誰かに聞くとか、今ならインターネットで検索するとか。
そんな中で、読書が「知る方法のひとつ」として出てくるのは、とても素敵だと思いました。

え:息子にとって本は知るための手段なので、私が知らないことも本からどんどん吸収していくんです。

は:なるほど。
お子さんとの会話のなかで「え、それ、どこで知ったの!?」と驚くことがある、という方は多いですよね。

え:本を読んだ後、「お母さん、これ知ってる?」と話しかけてくることもあって……
「お母さんに教えてあげたい」という気持ちも読書のモチベーションになっているんじゃないかと思います。

は:本を読んだあとにお話する習慣があるのは素敵ですね。
会話することで、より「読書って楽しい!」という気持ちが広がっていきそうです。

読書を楽しい記憶と結びつけてしまおう

は:上のお子さんとも、本に関する会話はされますか?

え:しますね。あらすじや、面白かったポイントの話で盛り上がります。

それから、よく一緒に本がある場所にお出かけするんです。
図書館はもちろん、本の置いてあるカフェに行ったり、本を持ってピクニックに行ったり……。

この間は神保町にあるブックホテルに泊まったんです。
チェックアウトの時間を遅らせてまで夢中で読んで、もう「大満喫」という感じでした!

は:お子さんにとっては、本と楽しい思い出がセットなんですね。

▽読書と楽しい記憶との結びつきを増やすことの効果については、ミカタラジオ第59回をご覧ください。

え:そうですね。
本や読書に関するお出かけをすることが、我が家ではちょっとしたイベントという感じなんです。

は:私も幼少期、図書館がまさに「お出かけ先」でした!
「普段は共働きで忙しいけど、土日になるとお母さんとお出かけができる!」というのが楽しみだったんです。

図書館に行くことが多かったので、自然と図書館や読書も「楽しい!」と結びついて、大好きになりました。

え:読書そのものも、お出かけも、読んだあとの会話も全部楽しい。
楽しみで読書をサンドイッチすることで、より読書が好きになるんじゃないかと思います。

読書を通したコミュニケーションは一生モノ

は:「子どもたちと読書をしていてよかったなぁ」と思われることってありますか?

え:本がコミュニケーションの手段になることです。

上の子はもう小学校高学年で、家族より学校生活やお友だちとの関係が大事になってくる時期。
そんなときに、本が第三者的な立場として気付きを与えてくれる存在になると思うんです。

我が家の場合は、こちらから特にすすめなくても、読んでほしい本を本棚にさしておくだけで子どもたちが自分のタイミングで読んでくれることが多いんですよ。

中高生になってからだと、特に本を介したコミュニケーションは大事になってくると思います。
同じことを言っていても、親より友だちや先輩の言葉のほうが聞き入れやすいことってあるじゃないですか。
そんなとき、本を介したコミュニケーションが機能している状態はとても心強いですよね。

▽お子さんにとって、「本を選ぶこと」は「自分が受ける影響を選ぶこと」! 詳しくはミカタラジオ第30回をご覧ください。

は:私自身、思春期に、なんとなく親と会話する回数が減った時期がありました。 そんなときの「話し相手」は本でしたね。

え:私も、仕事で行き詰ったときや困ったときには何冊か本を買って、解決の手段や心の拠り所にしています。本に助けられてきた人生だと思うんです。

小学生の今、読書をお子さんの武器に!

え:だからこそ、子どもたちも本に親しんでほしい。
そのためには、子どもたちが小学生の今が勝負だと、感じるんです。

は:小学生の今が勝負……どうしてですか?

え:小学生って、親が積極的に子どもの周りの環境を作れる最後のフェーズだと思うんです。

中高生になると、友だちや学校など、子どもたちの世界は家の外へとぐんぐん広がっていきます。
親の言うことを素直に聞けなくなることもあるでしょうし。

だから、小学生のうちに、読書に向く矢印を作ってあげたいんです。
生きていく武器としての読書を持たせてあげるって、すごく素敵で、今しかできないことだと思います。
小学生のうちに読書をぐっと身近なものにしてあげたいですね。

は:とても素敵な思いですね。
一生涯の武器になる読書を一人でも多くのお子さんが得られるように、Yondemyもサポートを続けていきます!


▽えり先生のInstagramはこちらをチェック!
https://www.instagram.com/tokyo_montessori_at_home/?hl=ja

▽えり先生のブログはこちらをチェック!
https://homemonte.com/blog/

▽10月スタートのモンテッソーリ式オンライン英語スクールAtlas Montessori Englishはこちらをチェック!
https://atlas-montessori-english.com/

▽えり先生が講談社with class mamaにて執筆中のコラムはこちらから!
https://withonline.jp/authors/QtdDb


最新回はPodcastで先行公開しています。
『おうち読書のミカタラジオ』特設サイト

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