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サウナと川であー夏休み[ときたまひみつきちCOMORIVER]

いろんなサウナを巡り始めてからおよそ半年。30ほどの施設をまわるなか、ひそかに憧れていたのが自然の水風呂。

サウナでガンガン熱されたあと湖や川にダイブしている映像や写真を見ていると、これって至福の極みなんじゃないのって思っていた。

でも、インドアな家族のもとで育ったもので、キャンプとかもほとんどしたことないし…テントサウナ持ってないし、自分で建てられる自信もない。

そんな自分にうってつけな場所を見つけた。ときたまひみつきちCOMORIVER。おふろcafeで有名な温泉道場がやっているグランピング施設で、2つのアウトドアサウナがあり、そのまますぐそばを流れるとき川にダイブできる。結構サウナも本格的っぽい。

ということで、ここに即決。急に料金が下がる8月末に予約していくことに。奥さんと。

ほとんどの人は車で行くと思うが、車を持っていない私たちは電車と路線バスを乗り継いで2時間の移動。車窓からは田んぼの風景。「翔んで埼玉みたいだね」と奥さん。俺は学生時代に18きっぷの旅でこういう景色をよく見ていたもんで、懐かしい気持ちになった。電車の中から見る人間が生活のために作った自然の風景って好き。

JR明覚駅からは、タクシーで向かった。途中、ベイシアというスーパーで夜のBBQ用の食材と酒を買って。(後で知ったんだが、ときがわ町がやってる乗り合いタクシーを使えば片道500円で行ける)

10分くらいの移動で到着。ときたまひみつきちCOMORIVER。ゆるやかーに流れる川沿いにテントが立ち並ぶ。雰囲気のよいキャンプ場。

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受付に入るとびっくり。雑誌に出てきそうなオシャレな内観。利用者が自由に使えるラウンジもこれまたなんていうのかな、恵比寿あたりにあるカフェみたいで、さっきの翔んで埼玉どこ行ったの?って感じ。しかもフリードリンクときたからもう最高かよ!

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サウナはチェックインの14時から19時まで使える。スタッフの方が気をつかってくれて早めに暖めてくれていた。スタッフの方もすごく愛想よかった(しかも美人さん)。

部屋には、サウナポンチョ、サウナハット、タオルが備え付けられ、自由に使える。さらにお水もサウナのすぐ近くに用意してくれた。

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#イグルーサウナ

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かまくらのような形のイグルーサウナ。イグルーとはエスキモーの仮住まいのことで、エストニアから運んできたんだとか。入ったらアッチアチ!温度計が指すのは115℃!針が振り切れてるんですけど!

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それもそのはず、4人ほど入れる部屋の大きさの割にストーブは大きめ。中で薪がバチバチいいながら燃えている。適宜ドアを空けて換気しながら温度を下げつつ、いざサウニング。

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ストーブとの距離感が近い!こちらまで届く熱流束が太い。「直火」で炙られてるみたい。いやぁこれすごいわ。いままで味わったことない。しかも薪ストーブだから放って置くとと際限なく温度は上がっていく。

薪の量も自分で調節する形式。防火手袋をしてバコバコ入れていくだけなんで意外に簡単なんだな。でも薪の燃え具合によって70℃〜120℃と温度が変幻自在に上下する。まるで生き物みたいだな。

しかも、このサウナ、セルフロウリュウも可能。ロウリュウセットもアロマ水も借りられるし、自分好みのものを持ち込んでもOK。私は、ハッカ水とほうじ茶を持ち込みトライしました。

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水をかけた瞬間、発されるシュワーって音。うん、コレコレ。アチアチの時はバチバチと弾けるように、温度低めの時はジワジワと沈むように、まるで生きてるストーンが鳴き声を放っているよう。こういうところにも自然の神秘を感じてしまう。

4人ほどの狭い室内。じっくり目を閉じ、パチパチと不連続に熾る薪の音に耳を傾けていると、もうここがどこなのかわかんなくなる。気づいたら滝のような汗、心拍数もどくどくと上がっていて、ゆずの「夏色」くらいのビートを心臓が刻んでいた。

#川にダイブ

このサウナの一番の魅力は、徒歩20秒ほどの距離に川が流れており、それを水風呂代わりにクールダウンダウンできること。

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川の中へ進んでいく。澄んだ水の奥には川魚が泳いでいて、どんどん俺から逃げていく、のが見える。一番深いところで150センチほどか。胸まで浸れる場所でザボーンとダイブ。

超〜〜〜〜気持ちいい!!これだよ!これがしたかったんだよ。思わずテンション上がって笑っちゃう。

川の流れに身を任せ、プカプカ仰向けに浮かんでみる。見上げた先、木々の木漏れ日がゆくーり動いている。凄まじい開放感。施設の水風呂では感じられないネイチャー感。

「あー夏休み!」

ありがとう。コロナがあって、遠出の旅行とか行けなかった夏。本当は沖縄に行くつもりだったのを諦めたんだよね。でも、本当にいい夏休みになった。これで満足して夏が終われそうだよ。8月末。

#ととのいイス

川でひとしきりクールダウンした後は、サウナのすぐ隣にあるデッキチェアで外気浴。サウナポンチョも借りられる。

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木漏れ日の下、じっとしていると森の中から鳥のさえずりが聴こえてくる。

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うーん、、、

ととのった〜!

これ以外の言葉は見つかりません。。

ひとつだけ対策が必要なのは、木々の中にある場所なので、特に夕方以降は虫が寄ってくること。借りられるサウナポンチョを着用し、部屋にある虫除けスプレーなどの防虫グッズを使用するとよいかも。

#モッキサウナ

イグルーサウナの他にもう一つサウナがある。モッキサウナ。2つとも使えるプランを選んでいた。こちらの方は、我々がイメージするフィンランドのサウナって感じ。

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黒色の木を基調に、外光を少しだけ取り入れた薄暗い室内。ストーブはイグルーと比べると小さめ。じっくりと集中できるような瞑想系。私が入った時は80℃くらいになっていた。こちらは落ち着いた気分で入れるサウナ。

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サウナ使用は19時まで。翌日の朝は入れない。「今日しかチャンスはない!」と、日が暮れてギリギリになるまでずーっと入っていた…笑

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この施設、グランピングも楽しかった(ちなみに、サウナ付きのグランピングキャビンプランでないとサウナには入れない。)

なにしろ温泉道場よろしくな、とてもオシャレな部屋。さらにひとつひとつの部屋にBBQグリル付きのベランダがあり、半アウトドアで食事ができる。3分クッキング的に下ごしらえされた食材が用意されていて、自分たちで簡単に作れる料理も楽しいし、美味しかった。夜はオプションで焚き火もできる。(以下いろいろ写真載せます。)

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#玉川温泉

同じ温泉道場が経営する温泉施設「玉川温泉」の入浴券(ここにはサウナはない)もついていて、帰りに寄ってサッパリしてから帰路につきました。

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#まとめ

なにしろイグルーサウナと川のダイブがこの上ないしあわせ!テントサウナを組み立ててイチから薪を熾すのは大変!と思う人でもハードル低く、アウトドアサウナが体験できる。

実はこの施設、サウナイキタイでもサ活が20件程度とまだあまり浸透していないが、もっと世に知られるべきなんじゃないかな。

8月末に行ったんだけど、川の水の温度は25℃くらいで、実は秋口くらいの方が水が冷たくて虫も少ないから、サウナ的にはいいんじゃないかなとか思ったり。

とにかく、いい夏の締めくくりを飾らせていただきました。

※これは、2021年8月末のサ活の記録です。もろもろ情報はその当時のものなので、ご了承ください。。

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