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第14夜 建築・都市が老いることをどう調理するか?| TOPIC4 活用されていない既存の建物をどう受け入れられる器にするか(嶋田光太郎さん/スキーマ建築計画)
この記事は、よなよなzoom#14:建築・都市が老いることをどう調理するか?(2020年12月12日)でディスカッションされたものを編集しています。 ーー 活用されていない既存の建物をどう受け入れられる器にするか(嶋田光太郎/スキーマ建築計画) 私は、1989年茨城県生まれで、廣岡さんのY-GSAの後輩にあたります。横浜国立大学から大学院Y-GSAに入り、四つのスタジオ制カリキュラムの内の一つをインターンシップにあて、チリの設計事務所に半年弱勤めていました。それから日本に
第14夜 建築・都市が老いることをどう調理するか?| TOPIC3 都市が老いるとは生き物のようである (魚谷剛紀さん/Uo.A 一級建築士事務所)
この記事は、よなよなzoom#14:建築・都市が老いることをどう調理するか?(2020年12月12日)でディスカッションされたものを編集しています。 ーー 都市が老いるとは生き物のようである(魚谷剛紀さん/Uo.A一級建築士事務所) Uo.Aの魚谷と申します。よろしくお願いします。 生まれは富山県富山市で、愛知工業大学の大学院を修了後関西に移り、宮本佳明建築設計事務所に務めました。そのあと独立して、今は兵庫県で設計活動をしています。 いただいたテーマについてですが、都市に「
第14夜 建築・都市が老いることをどう調理するか?| TOPIC2 「慣習」から建築をつくる(石川翔一さん/1-1 Architects)
この記事は、よなよなzoom#14:建築・都市が老いることをどう調理するか?(2020年12月12日)でディスカッションされたものを編集しています。 ーー 僕は愛知県知立市の出身です。まだ田畑が多く残っています。大学院を出るまでは愛知で育ち、その後、東京の組織設計事務所に就職し、小学校や庁舎のような大きな建物の設計に携わっていました。在職中にパートナーと一緒に1-1 Architectsというコンビを組み、そこから1年で退職し、愛知に戻り、刈谷市(知立市の隣)で事務所を構え
第14夜 建築・都市が老いることをどう調理するか?| TOPIC1 設計するときの時間の扱い方(廣岡周平さん/PERSHIMON HILLS architects)
この記事は、よなよなzoom#14:建築・都市が老いることをどう調理するか?(2020年12月12日)でディスカッションされたものを編集しています。 ーー 設計するときの時間の扱い方(廣岡周平さん/PERSHIMONHILLS ARCHITECTS) 今回議論したいのは、設計するときの時間の扱い方についてです。 新築がいい、改修がいい、っていうだけではなく、経年変化っていいね、っていうだけでもなく、もっと多様な時間の捉え方があるのではないかと考えています。 近代建築では
第13夜 街の景観と建築| TOPIC3 建物の空間と人の営みがリンクする風景(藤木俊大さん、佐屋 香織さん/PEAK STUDIO)
この記事は、よなよなzoom#13:街の景観と建築(2020年11月21日)でディスカッションされたものを編集しています。 建物の空間と人の営みがリンクする風景(藤木俊大さん、佐屋 香織さん/PEAK STUDIO) @PEAKSTUDIO こんばんは。写真一番右の佐屋です。神奈川県の鎌倉出身で日本女子大学、日本女子大学大学院に進み、山本理顕さんの事務所に勤めたのちに独立しました。 私は鎌倉で育っていたのですが、電車に乗らなければお金をおろせないほどの不便なところに住ん
第13夜 街の景観と建築| TOPIC1 「景観」と「風景」(廣岡周平さん/PERSHIMON HILLS architects)
この記事は、よなよなzoom#13:街の景観と建築(2020年11月21日)でディスカッションされたものを編集しています。 ーー 「景観」と「風景」(廣岡周平さん/PERSHIMONHILLS ARCHITECTS) 今日のテーマは「街の景観と建築」です。僕は風景や景観はとても大事だと思っていますが、最近の建築の議論の中でまだあまり盛り上がっていないのかなと感じています。そもそも僕の定義では、景観と風景は違うものです。「景観」とは見える物理環境すべてを指していて、「風