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【読書感想文】「会社・仕事・人間関係『もう、何もかもしんどい…』と疲れ果てたときに読む本」著者・石川加受子、黒川依

こんばんは。
読書を通して「生きる意味」を探す人、よもぎです。

今回は「会社・仕事・人間関係『もう、何もかもしんどい…』と疲れ果てたときに読む本」著者・石川加受子、黒川依(SB Creative)を読んだ感想をお伝えしたいと思います。

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前向き、ポジティブは必要?

前向きに生きること、ポジティブでいること自体は素晴らしいことです。そんな風に日々を過ごせているのならとても素敵なことでしょう。ただ、本書では「前向きでなくていい」と書かれています。その一文に物凄く救われました。特に適応障害を発症してからは、毎日何のために生きているのか分からず、自分は前に進んでいるのか後ろに下がっているのかと悩み、健常な人からは到底考えつかないくらいネガティブ気持ちを抱えています。今はネガティブで後ろ向きに、ただ時間をやり過ごしている自分ですが、そんな自分も少しずつ許せるようになりたいと思えるようになりました。

なんで分かってくれないの?

上司や先輩、後輩、家族、友達に対して「なんで分かってくれないの⁈」と怒りを覚えたことはないでしょうか?休職する前の私も上司に対し、「なんで分かってくれないの⁈」という気持ちでいっぱいでした。ただ、本書では、「『わかってくれない人』が、わかってくれるようになるのは、自分自身が自分の心をわかってあげるより困難なこと」と書かれています。どんなにこちらが心を砕こうとも分かり合えない人はいるのです。距離を取ることが一番ですが、どうしても最低限のやり取りをしなくてはならない場面もありますよね…。

戦わなくていい?

そんな分かり合えない人とやり取りする際、本書では、意思を伝えるだけで、勝ち負けの精神を捨てることが大事だと綴られています。 「自分が何かを決めるのに、戦う必要はないと、知っているのです」という文が印象的でした。自分の意志を伝えること。たとえ無視されても、自分の意志に反する言動が戻ってきたとしても、自分の意志を伝えさえしてしまえば、私の任務は完遂できているのです。結果として、希望が通らなかったとしても自分の意志を表明できたことに意味があるのです。

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