アウトプットの、その前に。
どうも、maco.です。
「インプットよりも、アウトプットが大事だ！」
というセリフをよく聞くと思います。
これは本当にその通りで、
僕はいつも、
インプット 10〜20%
アウトプット 80〜90%
と、
これくらいアウトプットを意識しています。
インプット＝知ること
アウトプット＝実践すること
新しい知識やスキル、
考え方などを手に入れたとしても、
それをただ「知っている」だけでは意味がありません。
「宝の持ち腐れ」というやつです。
本やセミナー、仕事の上司や先輩、
いろいろな物や人から学んだことがあったとしても、
頭の中に入れたり、
メモを取ったりして終わっていたら、
それはただの備忘録。
目や耳、手の運動をしているだけです。
せっかくインプットしたのに、
アウトプットがないと勿体ない。
インプットよりも、アウトプットが大事ということを、
本当の意味で、
まずはしっかりと分かるべきなのです。
ですが、
アウトプットが大事だと分かっていても、
こんな経験をしたことはありませんか？
「この本に書いていたことを実践してみたけど、
思っていたようにはいかなかった」
「あの人に教わったことを取り入れてみたけど、
あまりうまくいかなかった」
僕は過去に、
そんな経験がたくさんありました。
だから今度は別の本や人などから、
知識をつけたりアドバイスを貰ったりして、
また実践しようとする。
でも、やっぱりうまくいかない。
そんなふうに負のループに陥ってしまうという人は、
少なくないと思います。
それは一体、何が原因なのか。
そんな方たちのインプットする力、
アウトプットする力に原因はありません。
大丈夫。
問題は、そこではないのです。
ここでカギになってくるのは、
「自分ごとに置き換える力」
です。
例えば、
ダイエットをしたい！
体重マイナス○kg！
理想の体を手に入れる！
みたいな目標を立てた人がいたとします。
色々な物から吸収をしていく中で、
自分の目指す理想の体型をした人を見つけ、
その人が日常的にやっている、
運動や筋トレを真似して実践する。
一見何も間違ってなさそうですが、
これでは絶対に思うようにはいかないです。
なぜなら、
とても単純なことで、
それで結果が出たのは「その人の話」であって、
「自分の話」ではないからです。
もともとの体型や筋肉量、
日々の食事の習慣、
睡眠のサイクルなど、
それらが全て同じだったとしたら、
必ず結果は出ます。
ですが、ほぼ100%そんなことはあり得ません。
この場合、
ただ単に知ったことをそのままやるのではなく、
自分自身の、
今の体に合わせるとしたらどうなるか、
今の生活スタイルに取り入れるとしたらどうするか
アウトプットの前に、
まずは自分ごとに置き換える力が大切なのです。
営業の成績を上げたい！
という人がいたとします。
先輩から、
この言葉を言ったら絶対響いてくれる！
とアドバイスを貰って、
それをそのまま使ったとしても、
きっと契約には繋がりません。
その言葉は、
「先輩の言葉」であり、「先輩の体験談」であって、
「自分の言葉」になっていないからです。
性格も違えば、人柄も違うし、
話し方もきっと違います。
教えられたことをそのままやるという、
素直さも大切ではありますが、
それだけではうまくいかないことの方が多いです。
その言葉を伝えるとしたら、
自分だったらどう使うか。
どれぐらいの声量で、
どれくらいの熱量で、
話のどのタイミングで、
ここの言葉は少し変えてみて、
というふうに考える力。
それが、「自分ごとに置き換える力」です。
アウトプットを頑張っているけど、
うまくいかないという人は、
その前にまず、
「自分ごとに置き換えできているか？」
を、考えることを頑張ってみてください。
今回は2つを例としてあげてみましたが、
起業すること、
収入を伸ばすこと、
コミュ力を上げること、
子育て、美容、恋愛、
どんなことにでも当てはまります。
インプットよりも、アウトプット。
でもアウトプットの前に、置き換え。
知識をそのまま使うのではなく、
自分だったらどうするか
自分の毎日にどんなふうに当てはまるか
自分の人生にどうやって置き換えられるか
と、考えてみる。
インプット
↓
自分ごとに置き換え
↓
アウトプット
このサイクルを回すことを、
意識してみてください。
今までと比べて、
結果が変わり出す実感が得られると思います。
さあ、
今日は何をインプットしましたか？
そして、
今日は何をアウトプットしようとしていますか？
その前に、
それは自分ごとに置き換えられましたか？
自分のなりたい姿や、目標をイメージして、
どんどんアウトプットしていきましょう。
それでは、また。
いつもありがとうございます。☕️