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「いまここ」から世界が動く ー 自分のストーリーを戦略的に作ってみよう


21日は夏至でしたね。1年でもっとも昼が長く、地球に降り注ぐ太陽のエネルギーが強まる日。運気の転換点になるとも考えられており、何となく流れの変化を体感している方もいるかもしれません。

前回は、「グラウンディング」というテクニックが持つ意義、「いまここ」に意識を向けることの大切さを、自分自身の過去・現在・未来をつなぐ「ストーリー」と関連づけてお伝えしました。


「グラウンディング」によって、特定の過去の記憶や未来のヴィジョンだけにとらわれている意識のフィルターを外し、「いまここ」に立っている自分自身の存在をまず認めてみる。そこから、自分の過去や未来を、フラットに観察してみる。そうすれば、自分の可能性を最大限に引き出せる人生のストーリーを、「いまここ」を中心にどんどん書き換えていくことができるのです。

でも、自分のストーリーを書き換えていくことが、実際なんの役に立つの?と、感じる方も多いと思います。「いまここ」が大事!、過去や未来の可能性は無限大!、「今でしょ!」、といわれたところで、何だか実感が持てないし、ただの理想論のようにも聞こえてしまうかもしれません。

そこで今回は、「いまここ」を中心とした自分のストーリーの書き換えが、あなたの毎日をより豊かにすることにつながる理由について、お話ししたいと思います。



・電車のレールを敷くように、人生のストーリーを作る


地球上に生きる私たちはみな、基本的に同じ時間のサイクル……1年=365日、1日=24時間……を共有しています。カレンダーや時計が指し示す、均一な時間の流れを、つねに意識しながら、私たちはそれぞれの人生を送っているわけです。

昨日、今日、明日、そのまた明日、と、毎日が連続していくということを信じられなければ、普通の社会生活は送れませんよね。継続的な仕事も恋愛も友情も成立しなくなってしまうし、そもそも「自分」という存在を確立することができなくなってしまいます。

「いまここ」がすべての基盤とはいえ、過去・現在・未来をつなぐ軸、つまり自分のストーリーを持つことは、私たちがこの三次元の世界で、身体を持って生きる上では、とても重要です。

人生のストーリーとは、電車のレールのようなものです。まったく未開拓の、先の見えない、荒れはてた山道を進んでいくのは無謀な冒険ですが、そこに一旦レールが敷かれれば、進んでいく行程はとても楽になるし、行先にも希望が持てるようになります。

(過去〇〇だった自分) ー (「いまここ」において、自然な状態で生きている自分) ー (未来で□□な状態にある自分)が自然につながる時、つまり、自分の過去・現在をつなぐレールが、そのまま未来に延びていくようなイメージを持てた時、「いまここ」に立つ自分は、その未来をとても現実味を帯びて感じることができるし、そこに向かっていく道筋をクリアに見通すことができるのです。



・「いまここ」を中心点として、レールは回転できる


ただしここで大切なのは、私たちは、同じ方向に向かう1本のレールの上を延々と進んでいく必要はないのだと、知っておくことです。同じルートをずっと進み続けていると、時に飽きてしまうし、行き先に希望を失って苦しくなることだってあるはずですよね。

「いまここ」にいる私、という中心点は保ったまま、過去・現在・未来をつなぐレールを回転させれば、その向きや行き先は自由に変えられます! 

しかも、そのレールを回転させたとしても、それが過去・現在・未来をつなぐ1本の軸の上に乗っていることには変わりはないので、そのレールの先に見える未来の可能性は、かなりリアリティがあるのです。

現在に生きる私を形成してきた過去のカケラは、ほんとうは無数にあります。少し高い視点から、広い視野で自分の過去を眺めてみる。そして、他の強烈な記憶の影に隠れてずっと忘れ去られていた、小さいけれど大切な過去のカケラを拾い上げて、「いまここ」の自分とつなげてみれば、レールは自然に回転します。そのつど、「いまここ」を中心とした新たなレール、新たな未来へと向かうストーリーを構築することができるわけです。


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・ストーリーの再構築で、世界は変わりだす


ここでも、人生のストーリーを電車のレールにたとえてみましょうか。(例が東京メトロなので、東京近郊の方しかピンとこないかも…。すみません)

現在のあなたが、東京の銀座駅にいるとします。あなたはずっと、自分の人生を、東京メトロ銀座線のレールとして思い描いてきました。自分は過去に渋谷駅にいて、現在は銀座駅にいて、未来は浅草駅に行く。そのルートは決して変わらないのだと信じてきました。

でも一度、銀座駅で立ち止まってよく自分を見つめ、その過去を捉え返してみた時に、「渋谷駅にいた」という過去だけではなく、「新宿駅にいた」という過去も存在したことに気づいたとします。そして、「新宿駅にいた」過去と、現在の「銀座駅にいる」自分とをつないでみると、丸の内線のレールに乗ったあなたの人生が、自然に浮上してくる。そうなれば、丸の内線で銀座駅から御茶ノ水方面に向かっていくあなたの新しい未来のヴィジョンは、かなり具体的でリアルに捉えられるものになるのです。

過去・現在・未来が1本のレールでつながりさえすれば、あなたの人生のストーリーを何度も再構築し、自分が望む未来の方向性に向かって進んでいくことが可能になります。

だからこそ重要なのが、「グラウンディング」なんです! 

GPSの現在地表示のように、常に、地図上の「いまここ」の私の位置を冷静に把握して、レールを回転させる中心点としてピン留めすることが、「グラウンディング」だと言えます。(YOKU STUDIOでは、勝手に、GPSのG=Groundingと捉えています。ほんとうはGrobal Positioning Systemの略なのですが笑。)

「グラウンディング」をして、「いまここ」の自分自身をしっかりと許容し認めた上で、過去と未来を見渡した時にこそ、より豊かな可能性へ自分を開いていくストーリーを、戦略的に作っていくことができるようになるのです。


ちょっと、お話が抽象的になってしまったかもしれません。

次回は、仕事や恋愛など、具体的な例をあげながら、「いまここ」を中心に自分のストーリーを書き換える(レールを回転させる)方法について、分かりやすく紹介していきます! ぜひ読んでいただけると嬉しいです。



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