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腰痛の人が練習すると良い、体の使い方

腰が痛いけど、病院に行ったら「異常なし」と言われたというケースは多いですね。


この場合、ウォーキングや腰痛体操などの運動を勧められることが多いです。


ギックリ腰ぐせも、
再発しないように体幹を鍛えたり、ストレッチを勧められたりします。


ここから先は我々トレーナーの通常業務です。


異常なしとか、運動OKの腰痛は、
腰が悪いということよりも
体の使い方が悪いだけ
です。



腰が悪いのを治すのは大変ですが、
体の使い方が悪いのは、ただ練習すれば改善します。


良い体の使い方というのは、体の構造に沿って逆らわずに動かすということです。



例えばの話ですが、
竹とんぼを初めて見る人にとっては、よくわからない竹細工かもしれませんが、
持ち方や回転のさせ方を教わって、少し練習すれば、上手になり、浮かび上がるように飛んでいく爽快感を味わえます。



体の使い方も同じように、
使うべきところや、そのタイミングなどを知って練習すれば、上手になり、動くことの爽快感を味わうことができます。


最近、動くことの爽快感を味わったのはいつですか?


腰痛の人のための体の使い方とは?


腰痛の人の、必要な体の使い方の一つは、
脚を付け根から動かすことです。


こういうことをいうと、
「股関節ね」と反応する人が多くいますが、
それだけではありません。


脚の付け根の機能を持つ部分を挙げると
・股関節
・腰骨の出っ張り
・恥骨
・坐骨
・仙骨
・尻の縁取り
・骨盤上部ライン
・背骨の内臓側
・脇の下
などです。

解釈の仕方によって、まだまだあります。


どうですか?
思ったよりもたくさんあるのと、こんなことを考えたことがないという人も多いかもしれません。


脚は見かけ上、2本ありますが、
それは、これらの付け根からの複数の筋繊維の合流でできています。


これによって複雑で繊細な動きを実現して、
腰への負担を逃したり、腰回りの骨格バランスを絶えず補正してくれるのです。


今後、これらの脚の付け根について順々に紹介していきますが、
今日はまずはその一つである、背骨の内臓側についての動画を紹介します。

具体的には、
大腰筋という筋肉の骨との繋ぎ目の「腱」という組織が、この背骨の内臓側にはあります



私のパーソナルトレーニングでは、
腰痛の方に、まずここが使えるようにトレーニングを開始します。
早い人は、その場で腰の痛みが消えることもあります

第9回 腰に最優先「大腰筋」
https://youtu.be/pqamMv3QcSM


ここから脚が生えているという認識で、立ったり歩いたりして過ごしてみてください。

イメージが難しいかもしれませんが、
竹とんぼの使い方を練習するようなつもりで。

https://note.com/kenexercise/m/macfc119e512a

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