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2019年4月の記事一覧
神影鎧装レツオウガ 第三十三話
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Chapter05 重力 03 すたすたと、天来号の通路を歩いて行く風葉と巌《いわお》。目指す先は転移室である。
細身ながら、まったく芯がぶれない背中。相当な鍛錬を詰んでいるのだろう巌の背を見ながら、風葉は口を開いた。
「あの、前から疑問に思ってたことが幾つかあるんですけど、聞いても良いですか?」
「んー? なんだい?」
ちらと振り返る巌。細い眼差し
神影鎧装レツオウガ 第三十二話
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Chapter05 重力 02 きんこんと鳴るチャイム。よいしょと教卓を降りる温井先生。わやわや騒ぎ出すクラスメイト達。
いつもの風景、いつもの日常。眠ってしまいそうなくらい平和な眺めだ。
「はふ」
あくびを噛み殺しながら、風葉《かざは》は小さく背を逸らした。おしりが少し痛い。
「座りっぱなしだからなぁ」
教科書類をしまった後、風葉は辰巳《たつみ》