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【知らない場所に行きたい気持ち】 フランス 海の街 サン ナゼール

夏休みで海の街に来ています。
サン ナゼール(Saint Nazaire)はフランス西部、ブルターニュのお隣、ペイ ドゥ ラ ロワール地方に位置する港湾都市です。

あまり知られていない街ですが、私はそういう場所に行くのが好き。

今回は、地方都市の様子。サン ナゼールの魅力と、私の旅の過ごし方などについて書いてみます。

二度目のサン ナゼール

この街には16年前に一度 来たことがあります(ここで、「そんなに前なのか」 と入力する手が止まった)。

彼は行かないと言うので、一人で来ました。
一人ででも、知らない海の街に行きたかった。

そして、旅の後 フランス ツーリズム サイト(日本のサイト)に投稿しました。何をやりたかったのだろう。

あまり知られていない街に行ってみたかったのと、それを伝えてみたかった。両方かな(やってること、今と変わらない)。

今回サン ナゼールに来るにあたって、彼が情報取集しようとして、私の当時の投稿を見つけました。ハンドルネームで書いてたのに。私らしい文だったそうです。

私たちはフランス国内で夏のヴァカンスを過ごすのに、何度も訪れている場所があります。南仏セット(Sète セートとも表記される)。今まで3回夏を過ごしていて、相当気に入ってたけど 今夏はいい宿が取れなかった。

そんな訳で今回はここに来たのですが、来たからには存分に楽しみたい。

人が少ない

ロワール アトランティック県の主要都市、夏の海浜都市でありながら、人が少ないなと感じました。住宅地に宿泊したからかな。

教会みたいなのは美術学校
アートの展示が街の至る所に
住宅地
街路樹がトロピカル

市街にはショッピングモールやマルシェ(市場)があるものの、閉まっているお店が多く、過疎化 もしくはコロナの影響かと思いました(どっちもかな)。

商業施設

ショッピング モールとマルシェがあります。

ショッピング モールには子どもが遊べる場所が広く取ってありました。ZARA, SEPHORAなど パリのショッピング モールに入っているような店舗が多くあります。だけどデパートやハイブランドの路面店などはありませんでした。スタバもなかったなー

どこに行ってもマンガは人気

「ONE PIECEのボトルは予約販売です」
おどろいた!

屋内マルシェはとても賑わっていて、ご年配の方が目立ちました。そして、パリと違ってアジア人が珍しいのだと思いますが、よく視線を感じたなー
「パリでは視線を感じることなく過ごしているな」と気付いたのでした。

ショッピングモール脇の移動遊園地

魚屋さんが少ない

「海に来たからには魚食べるぞ!」と意気込んで来たものの、街に魚屋さんの姿がありません。マルシェ内に集中しています。だけど、マルシェの開催は週3回。「他の日はどうするんだ!」と思っていたら。

ありました!
魚の自販機!

自販機と言っても自販機ルームになってるような 大きな設備

これ、画期的!かなりの投資だっただろうなーと察します。

ビーチが充実

サン ナゼールはビーチが20カ所もあります。私たちが行った場所は遊具が充実してました。夏だけ 子ども向け図書スペースも有り。
シャワーが見当たらないのは 困ったけど。あと、うきわとかビーチボールが売ってる海のお店が付近になかったなー

市街地を無料シャトルバスが運行しています。「観光を強化してる!」と思ったら、観光客向けというより地元の人向けのようでした。

朝の散歩

ここまで書くと、足りないところがありそうだけど。私にとっては朝の散歩が充実していればもうそれで満足です。

朝、家族がまだ寝ているうちに起きて出かける。朝だけの色、風景。
海岸線が美しく、モニュメントがあったりして、「フランスの海だなー」って気分が高まります。

ビーチだけじゃなく、港も魅力的。私はビーチよりも、漁港の景色が好きなんです。ビーチはどこも似て見えるけど、漁港にはその土地独特の味わいがある。

灯台が好き

旅に出ると、朝一人で散歩することにしています。これを習慣にしているので家族はもう文句言わないし。習慣って有力。

旅であっても自分を整える。静かに過ごす時間が要るなぁ。

まだ滞在途中。
残りの滞在で自分なりのサン ナゼールの魅力を発見しようと思います。

みなさんにとっても 何かとイベントなど多く慌ただしい夏。
そんな中 読んでいただき ありがとうございました。





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