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なぜ懐かしいと感じるのか?懐かしさを引き出す2つのポイントと利点。

「これ集めてるんだー。いいでしょ?」

小3の娘、ちゃおを購入している。

ちゃおの付録にカードが付いているらしく、それを集めているらしい。

正直、なんのカードなのか分からない。

キラキラしていて、洋服のイラストが書いてあるそのカードは、どうやらゲーセンに持っていくと遊べるものらしい。
隅には読み取り用のQRコードがついていた。

今どきやなあ…と思っていると

「ママは子どもの頃、カード集めてた?」

え?カード?
カードといえば…セーラームーン!!!

「ママはね、セーラームーンのカード集めてたよ!!!」

「カードダス専用の分厚いファイル持ってて、そこにキラカード集めてたよ!!!」

懐かしくなり、小学生相手に鼻息荒く語りだすアラフォー。

ちなみに、私が持っていたファイルはこれ。

もう…懐かしすぎて涙が出そう。

ファイルはもう手元にはないけど、
セーラームーンカードにまつわる、いろんな思い出が蘇ってくる。

あんなこと、こんなこと、あったでしょう?
うん、あったよね。(誰)

懐かしい」という感情は、なぜこうもテンションが上がるのだろう?

この疑問に答えてくれた本が、こちら。
今日は、ちらっと内容をご紹介します。


✅「懐かしい」のメカニズムとは?

①ある物事に親しみを感じること
=「単純接触効果
②しばらくその物事から遠ざかること
=「空白期間

書籍より要約

「懐かしい」と感じるには、この2つのポイントが必要になるとのこと。

そして、当時の自分や家族、友人、出来事、周囲の環境なども思い出される。

それが「懐かしさ」という感情の大切なところであり、それがあるから脳に対してポジティブな効果がもたらされる。

私のセーラームーンカードの例で当てはめると

・小学生の頃の自分
・セーラームーンのキラカードをくれた友達のこと
・100円玉を持ってカードダス(5枚セット)のガチャガチャ回しにへ行ったこと

などが思い出されて、懐かしー!となりました。

確かにネガティブなことはなく、ポジティブなことばかりが思い出されて、なんだか楽しい。

✅回想脳で脳が健康になる

「過去を振り返ること」はネガティブな行為だと思われがち。
でも、脳医学の研究によって

・過去を振り返ることでポジティブな気持ちになること
・脳の健康を維持し、認知症リスクを下げる可能性があること

が、わかってきているとのこと。

先行きが不透明な今。
過去を振り返ることで、幸福感が湧いてくるとともに、前に向かって進んでいこうと思えるようになる。
回想の力で健康な脳になることを、回想脳 と呼ぶそう。

noteを書くことも、過去を振り返ること。

だとすれば、脳が健康でいられる手段の1つと言えそうですよね。

おわりに

「懐かしさ」が最後に行き着く先は、結局「人」。
懐かしさには必ず人が関係しているからこそ、豊かな気持ちになるのでは?と
著者は言ってます。

確かにセーラームーンカードが懐かしくてテンション上がるのは、セーラームーンカード自体ももちろんですが…

当時の自分や周りの友だち。セーラームーンショーに連れて行ってくれた両親。カードを羨ましがって、泣いていた妹。
などなど…

その諸々含めて「懐かしい」という感情なんですよね。

みなさんが最近感じた「懐かしさ」はなんですか?

<あとがき>
昔話をして盛り上がる。楽しいけどそれってどうなんだろ?と思ってたんですが、脳が健康でいられる手段なら、定期的に過去の話で盛り上がるのも悪くないのかなと。
ということで(?)今日の記事はリライトです。
楽しようと思ったのに、結局ざっくり書き換えたり加筆したりしてますが笑
定期的にリライトして、過去記事にスポットをあてるのも悪くないな、と思っている今日この頃。
今日もありがとうございました。

▼過去記事はこれだよ。

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