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頭脳のOSをバージョンアップ?「同じ勉強していて、なぜ差がつくのか?」を読んで

あおたまさんの投稿で見つけた、こちらの本。
小2の娘がいるので、ヒントになりそう!?と思って読みました。

✅同じ勉強していて差がつく理由は何なのか?

学びのタイプには大きく分けて三つあります。
①授業を受けていても学んでいない人
➁授業だけが学びの人
③寝ているとき以外、日常すべてが学びの人

③のような人が、最もできる人。
そんな人が、東京大学にはたくさん!
話をするときも、テレビを見ている時も、街を歩いている時も、感じ、考え、自分の意見を持つ習慣を持っているのです。
この層の人は、正規分布で言えば全体の7%にあたります。いわゆる5段階で5の層です。

✅どうしたら、学びの人になれるのか?

日常すべてが学びの人、分かりやすく例えると「頭脳の OS のバージョンが高い人」と言えます。
OS とは Windows や macOS のようなもの。
これに対するものはソフトウェアがあり、Word や Excel 、PowerPoint などを指します。

OS=頭脳(考える力)
ソフトウェア=科目

と考えると分かりやすくて、

OS のバージョンが高い子
→どのようなソフトでもインストールできる。

OS のバージョンが低い子
→ソフトをインストールできないかフリーズを起こしてしまう。

この例えが絶妙で、なるほどーーとなりました。

✅どうやったら、 OS のバージョンアップができるのか?

「10のマジックワード」を投げかける。
具体的には下記。

  1. なぜだろう?(原因分析力)

  2. どう思う?(自己表現力)

  3. どうしたらいい?(問題解決力)

  4. 要するに?(抽象化思考力)

  5. 例えば、どういうこと?(具体化思考力)

  6. 楽しむには?(積極思考力)

  7. 何のため?(目的意識力)

  8. そもそも、どういうこと?(原点回帰力)

  9. もし〜どうする?(仮説構築力)

  10. 本当だろうか?(問題意識力)

まずは1つでもいいから、投げかけてみる。
これらを投げかけることで、「自分の頭で考える力」を引き上げることが可能。
それを日常で行おう、という内容でした。

感想

まずは、自分自身にマジックワードを投げかけることから始めたい!と思いました。
noteを書き始めたことで、始める前と比べて考えるようになった、と自分では思ってたんですが…自分のことが書かれている箇所があったんですよね。

例 英語の問題で i don ' t like KEN because he is always late for school を訳しなさいという設問があった時

字ズラだけを追っている子(=考えていない子)
→「私はケンはが好きではありません、なぜなら彼はいつも学校に遅刻するからです」と直訳して次の問題へ進む

意味を理解する子(=考えている子)
→「遅刻ぐらいで何で嫌いになる必要があるんだ?」と考える

私、学生時代は完全に「字ズラだけを追っている子」でした。さらに

これが特に顕著になるのは勉強の時です。意味が分からなくても丸暗記で点数を取ることもできます(中略)それではつまらないですし、真の力はついておらず、応用を利かせることなど到底ありえません。


私のことが、そのまま書いてある!笑
意味が分からなくても丸暗記ができるタイプで、学生時代、英語の教科書を家で呪文のように唱えてました。(え!)
毎日唱えていると、音楽のように脳内に流れるので、穴埋め問題や並べ替え問題はバッチリ😉

日本語訳も記憶しているので、教科書から出題される定期テストは満点に近く、そのため指定校推薦で希望の大学へ進学。
でも応用力は効かないので、実力テストはいつもヒドい点数。一般入試だったら、確実に希望の大学には入れませんでした。

きっと私みたいに、大人になっても字ズラだけを追う作業を行ってる人、いるんじゃないかな。

この本、読むのが大人になったタイミングになってしまったけど、今からでも「考える力」は身に着けられるんじゃないか?と思ってます。

子どもの勉強の参考になるかな?と読んだ本が、まさかの自分の気付きになりました。
興味ある方、読んでみてくださいね。
ではでは。

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