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おむつ無料定期便の本当の目的とは?

少子化対策で有名な、明石市。
元市長の泉房穂氏&ひろゆき氏の対談本。

オーディブル会員、無料で聴けますよー。

どんな本?
明石市が行っている少子化対策や、ひろゆき氏によるフランス子育て事情などについて書かれている本。

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その中で、いいなーと思った子育て対策のうちの1つ
「おむつ無料定期便」をチラッと紹介。
(詳しく知りたい人は↓)

どんなサービス?
生後3ヶ月〜1歳までの乳児がいる家庭に、紙おむつを1ケースを毎月無料で配達するというもの。

これ、すごいですよね。
毎月届けてくれたら、金銭面でも輸送面でも非常に助かる。

でも…本当の目的はそこではない、と泉さん。

目的は、「赤ちゃんと保護者の見守り

だから、おむつを届けるのは配送業者ではなく、子育て経験のある女性。

ケースのおむつを持ってきたら、玄関のチェーン(ロック)を外してもらえる。
そのタイミングで、おむつのサイズについて会話したりしながら、赤ちゃんと保護者の様子を見るのが目的、とおっしゃってました。

これにより、たとえば虐待など可能性があった場合、早期に発見することができる可能性が高くなりますよね。
保護者も月1来てもらえたら、ちょっとしたことでも相談しやすい気がする。

Win-Winって、まさにこういうことなんじゃないかなと。

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自分が出産後のことを振り返ってみると…

産後1ヶ月のタイミングで、保健師さんが来訪。
身長体重計測という名目だけど、おそらく本当の目的は
「赤ちゃんと保護者の見守り」だったのかと思います。

・子育てセンターのイベント情報
・困った時の施設窓口、電話窓口など
・近所の小児科情報

などが書かれた案内書を持参して

「何かあったら、いつでも連絡くださいね」

と、にこやかに話してくれました。

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案内、めちゃありがたい。
実際に子育てセンターに通って子どもを遊ばせていた時期もありました。
しかし、どうも気疲れすることが多く、次第に足が遠のくように。

そして、多少不安なことがあっても
「専用窓口に電話して相談する」
という行為は、私にはハードルが高かった。

たとえば、何をしても泣き止まない時があり、どうしたら良いか分からなかった時。
電話して、助けを求めようと思ったことはあった。

あったけど…

「これって、電話するようなことなんだろうか?」
「冷たくあしらわれたらどうしよう」←被害妄想w

などと躊躇してしまい、一度もかけたことなかったな。

と、こんな人(私)もいるので、
「おむつ無料定期便」という名目の
「赤ちゃんと保護者の見守り」は、やはり必要だと思う。

わざわざ相談のために来てもらうのは、申し訳ない。
でも、おむつを届けてもらう「ついで」なら、気軽に話ができる。
そんな環境があったら助かるなって人、多いんじゃないかなあ。

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これを書いていて、子どもの宿題のことを思い出した。

「何かあったら、いつでも連絡くださいね」

これでは連絡できない人もいる。

「分からないところがあったら、呼んでね」

これでは呼べない人もいる?

こう声をかけるものの、娘に呼ばれることはあまりない。
おそらく、娘も私と同じ気質なのだろう。

そう考えると…
勉強中、なるべく近くで見守っていた方がいいんだろうな。

うーん。
頭では分かってるんだけど、面倒くさいのもまた事実。←

おむつ定期便を運ぶのは、子育て経験のある人が適している。

じゃあ宿題見守りをするのは、勉強経験のある人?

あれ?
じゃあ、やっぱり保護者?
それをお金で解決するのが、塾なのか?

宿題見守り定期便、あったらいいな〜。

〈あとがき〉
自分でやれよと言われそうですが、教えるのって結構根気と忍耐力が必要なんですよねぇ。
やさしく教えてあげたいし、やさしくなりたい。けど…できれば得意な人に委託したいなぁ。
今日もありがとうございました。

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