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意識と症状(3)テレビのCMから「プログラミング」を考えてみる(by ジョー・ディスペンザ)

こちらの記事で、私はテレビで花粉症に関する場面をなるべく見ないようにしていると書きました。

ここ数年はそんなに気をつけなくても、テレビの影響は受けなくなりましたけれど、それでも、見ないに越したことはありません。

そのことについて、ジョー・ディスペンザの著書「超自然になる」にも詳しく書かれていますので、シェアしますね。

数ある中のひとつの考え方として、参考にしてください。


ジョー博士は、アメリカで実際に放送されていたテレビの帯状疱疹の薬のCMを例に、プログラミングについて説明しています。

そのCMでは、ある老人が背中が痛そうにしていて、心配した妻がシャツをめくってみると、帯状疱疹で赤くただれた痛々しい皮膚が現れます。

これについて博士は「31年に及ぶ私の診療経験の中で何百例という帯状疱疹の患者を見てきたが、このCMに出てきた作りものの症状ほどひどいものは見たことがなかった」と書いています。

「つまりこれは視聴者に強烈な感情を喚起するために誇張して作られた映像だと、私はすぐに理解した。」

ここで思い出すのは、私たちの潜在意識の働きです。感情を伴った思考は潜在意識に送られます。

うわっ、痛そうだな…。あんなことになったら嫌だ。怖い。😓

この時、不安や恐怖心が強くて信じてしまうと、潜在意識に送り込まれます。

その後、CMのナレーションは、加齢と共に免疫力が低下して、帯状疱疹のウイルスを抑制する力がなくなることを、重々しく伝えます。

そして、さらに不安になる情報を与えた上で「帯状疱疹を発症するまで待つのをやめましょう」と畳みかけます。

そして、医薬品の商品が勧められます。

ジョー博士は、これがプログラミングだと言っています。

歳を取ると免疫力が落ちる。帯状疱疹にかかりやすくなる。

これがしっかりとインプットされます。

テレビに没頭している人に話しかけても、耳に入っていないことがありますね。

テレビに夢中になっている時は、画面に集中しているため、変性意識(トランス)状態なのだそうです。

その時の脳波はアルファ波の状態で、情報を無意識に取り込んだり、分析することなく暗示にかかりやすいということです。

ドラマに感情移入して熱中している時に挟み込まれるCM。

そこに飛び込んできた、痛々しい患部の画像。それを見て生まれる不安という感情。

繰り返し見ているうちに、「加齢と共に免疫力が落ちる」という情報は無意識の領域に入って行きます。

ジョー博士はこう書いています。

「こうして侵入した情報に従い、自律神経系は命令を遂行するべく免疫系の弱体化を始める。」


なんと、身体自身が受け取った情報に従って、免疫力を落として行く…という現実化が起きているというのです。

下の記事に書いたように、ネヴィル・ゴダードが、一度潜在意識に入り込んだものは、いずれ現実化すると言っていました。

「マーフィーの法則」のジョセフ・マーフィーも、一旦潜在意識に入ってしまうと、そのことをいつも考えていなくても現実となると言っています。(全てが現実にならないのは、それを打ち消す逆のものも潜在意識に入れているからだそうです。)

特に夜に、脳波はプログラミングしやすい状況になるそうです。

この本では更に詳しくこのプログラミングについて書かれていますが、関心のある方は本をお読みください。

以上、この記事では、テレビがいかに私たちにプログラミングを行っているのかについて考えてみました。

プログラミングの解除については、これまでの記事に書いてきました。

まず第一歩は、これが思い込みだと気づくことです。

現実創造というと、つい夢や幸せの実現のことばかり考えがちですが、このようにして私たちは、日常的に無意識のうちに現実創造をしているということになります。😅

だから、この流れの発信者たちは、意識的に生きること、思考に気をつけることを説いています。

CMは何らかの商品やサービスを売るためにあるので、消費者の心理を研究しつくして作られているのは当然のことです。

私ももし自分のCDのCMを作るとしたら、いかにたくさんの人に買ってもらうか、その道のプロに相談して、より効果的なものを作りたいと思うでしょう。

ですから、この記事は、CMを作る人が間違っているとかそういうことではなく、(私がこうした記事を書いている目的は、みんなが軽く楽しく生きていくことなので、CMを作っている人もそこに含まれます)

見る側が賢くなって見抜いていきませんか❓

という提案です。

薬のCMに限らず、CMがどんな手法で潜在意識にプログラミングしようとしているかを分析しながら見るのも、面白いかもしれません。

分析している時の脳は、変性意識ではありませんから、無条件に潜在意識には入らないはずです。

病気の全てが外からの情報が原因ということでもないので、病気に限らず、与えられた情報が思い込みとなってしまう。そして、私たちの現実をつくる一因になることがあるようだという観点から、この記事を書いてみました。

また、薬や医学を否定する目的でもありません。テーマは「プログラミング」「現実創造」です。

みなさんは、Dr.ジョーの話をどのように受け止めるでしょうか?


関連記事です。

いずれも、私が趣味の範囲内で書いている記事なので、内容の検証についてはご自身でされてください。

Dr.ジョー・ディスペンザについてはこちらの記事をお読みください。

こちらもDr.ジョー・ディスペンザの著書の内容のご紹介です。↓

テレビについて。↓

そもそも、この世界は人それぞれの潜在意識や無意識が映し出されている幻想の世界↓

そして、私たちが個々の「私」が持っている思い込みに気づいて解放された時、一つの意識(根源)として、このシュミレーション世界でクリエイティブに自由に生きられるのではないか❓↓



♪YOKOは作曲活動もしています♪

オリジナル曲 Song of the Waves

この楽曲はこちらのアルバムに収録されています。




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