できないことをできないと認める
「もっとできなきゃ」
「なんでこんなこともできないんだろう」
と自分を責めてしまうことってありますか?
先日、こんな記事を読みました。
私なりに要約すると、
自分のことを責める人は、等身大の自分ができること以上のものを自身に課している。だから責めてしまう、というお話。
「全部自分でできなきゃいけない」と思い込むことが多いので、自分に当てはめながら読みました。特に仕事では結果を出したいという意識が強くて、より思い込んでましたね。
私の場合は「なんでこんなこともできないんだろう」と落ち込むこともありますが、恥ずかしいことに、できない自分に苛立ったり、周りの人や環境のせいにしてしまうことも正直ありました。
「なんでできないの」
「なんで分かってくれないんだろう」と。
伝えることをせず勝手に抱え込んでるのに、他者に責任転換してしまっていたと、今なら分かります。
冒頭の記事に書いてある通り、自分にはできないと認めたうえで「教えてもらう」「相談させてもらう」視点がすっぽりと抜け落ちているんですね。
できない自分を認めたくない
できない自分が恥ずかしいと思っている
できてないよと指摘されるのが怖い
そう思って抱え込んでしまうことがあります。
一方で、責任を抱え込まず、周りの人の力をお借りしながら気持ちよく動けていたときもあります。それは「自分は初心者である」と心から思えていたり、結果に囚われていないとき。
たとえば塾で働いていたときは、自分の結果を出すことよりも、子どもの学ぶ意欲をいかに引き出すかを考えていたので、責任を抱え込むことも少なく働きやすかったです。
できないことをできないと認められると、より自由に、心をオープンにして働けるんですよね。
なので
正直な思いを伝えること
相談させてもらうこと
が大切で、またまだ怖いときもありますが、勇気を出して楽しみながらチャレンジしていきたいです。
余談ですが、「すべて自分でできなきゃいけない」には、「相手の悩みや疑問をすべて解決できなきゃいけない」みたいな思考にもつながっているんじゃないかと。
相手を信じる。本当に大事だなあと思います。
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