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映画「雨とひかり」ができるまで

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僕の初監督作品 映画「雨とひかり」できるまで、そして完成後どうするのかを書きます。映画監督を目指している方、映画の作り方を知りたい人などの参考になれば嬉しいです。
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初監督作品 映画「雨とひかり」ができるまで

初監督作品 映画「雨とひかり」ができるまで

こんにちは。
桜屋敷知直と申します。
映画「雨とひかり」の監督をしています。
http://ame-to-hikari.com

普段は(2017年から)bird and insectで映像のディレクターをしています。

「雨とひかり」は僕の初監督作品です。
といっても現時点ではまだ完成しておらず
(2020年5月2日時点:完成は2020年5月末予定)
そして配給もついておりませんし、もちろん

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Vol.1 映画「雨とひかり」の脚本ができるまで①

Vol.1 映画「雨とひかり」の脚本ができるまで①

Vol.1初監督作品 映画「雨とひかり」ができるまで

映画「雨とひかり」特報
https://youtu.be/aBcBWPkvBUQ

あらすじ

ーあの頃 自分のことも 他人のことも
わかっていることは ひとつもなかったー

天谷 一真、25歳。霞と結婚し、忙しい日々を過ごしていた。
ある雨の日の夜、一真の電話が鳴る。
「・・・私ね、出産するの」
電話の相手は高校時代の元恋人、雨宮

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Vol.2 脚本ができたあとにやる大きなこと。撮影日/キャスト/ロケ地を決める

Vol.2 脚本ができたあとにやる大きなこと。撮影日/キャスト/ロケ地を決める

Vol.2 初監督作品 映画「雨とひかり」ができるまで

脚本ができたら、ここからが映画制作の本当のスタートとなります。
(もっと詳しい脚本ができるまで②はしばらくしたあとに更新する予定です)

次に動かなければならない大きなことは

・撮影日
・キャスト
・ロケ地

です。

まず撮影日は、ざっくりと撮影までの準備にかかる時間を把握して、逆算して決めます。僕の場合は、本業の仕事もあるので、そうい

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Vol.3 映画を作るという覚悟

Vol.3 映画を作るという覚悟

Vol.3 初監督作品 映画「雨とひかり」ができるまで

映画「雨とひかり」をつくってきた僕の環境は

①普段は映像の制作会社に勤務(ディレクター)
②映画の準備は監督である僕が基本ほとんどやる
③スポンサーはいない(お金は自ら用意)

です。
それがどんなことか。
僕がこの初監督映画制作を振り返った時に思うのが

今までで一番幸せな時間を過ごしたと思う

今までで一番苦しかった時間を過ごし

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