「信頼」。他人は自分と違うと知ることから。不確実性の時代に「執着」を捨ててみた。
相手を信頼するには、相手を支配するのではなく、相手の自律性を信じ委ねてみる。
そもそも、自分のコントロールが効かないものであることを知る。
…というようなことを聞いた。
◆不確実性
自分の思い通りにいかないという不確実性。
相手があるゆえ答えはわからないが、ひとまず信じるしかなさそうだ。
災害時に起きる助け合いは信頼の参考になる。
破壊と混乱で先が読めないとき、なぜか人は人のために協力し行動する。
「災害ユートピア」(レベッカソルニット著)にこうした事実が記載されている。
◆先読みできない事態
協力して不確実な難局を乗り切ろうとしている。
先読みできない不安をみんなで集まることにより和らげているのか。
不確実性の理解が信頼には役立つのかもしれない。
◆違うを前提
多様性の時代。
自分の考えだけでは通用しない時代。
様々な考えが存在すると、そこに不確実性も横たわる。
違うことを嫌ったりせず、当たり前の前提とすると、相手を支配できないことも知る。
そうすると信頼していくしかないことも理解できる。
◆信頼する世の中は気楽な世の中
信頼できるときっと気楽なんだよ。きっと。
もし今気楽でないのならば、それは相手、もの、立場、気持ちなど何かを支配しようとしていないか振り返ってみて。
支配し続けるためには余計な気をつかうのだから、不安は消えず疲れて当然。
支配できないことを知ってしまえばあきらめもつく。
相手にゆだねて手放してしまえば、やがて違うことに目が向くはず。
それでもまだ不安になり気楽になれないなら、まだ支配しようとしていないか…。
◆執着しなければ気が楽になる
自分以外のことは自分でどうにかなるものじゃない。
世の中の歴史をひっくり返すようなことでなければ、自分の手を離して他に委ねてみる。
そんなことに気づいて、早めに手放す。
手放せば、気を揉むこともない。
信頼獲得できるチャンスも訪れるし、気持ちも少し楽になる気がする。
今日も「まぁ、いいかあ。」と呟いてみる。
yoitenki4110
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