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40代を生きていく

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母はずっと壊れていた

母はずっと壊れていた

「全部あんたが悪い」と、母はくり返した。

私とのケンカで娘が不安定になっていることも、弟夫婦が離婚直前であることも、向かいに住む夫婦の仲が悪いことも。

娘が不安定になっていることまでは自分事に思えたが、弟夫婦と、さらには母の向かいに住むご夫婦までが登場した下りで「これヤバいやつだ」と逆に冷静になった。

事の発端は私と長女との親子ゲンカ(?)だった。

ASDの傾向があるせいか、子育ての責任を

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次女と2人、本気でスポーツクラブに関わることにした

次女と2人、本気でスポーツクラブに関わることにした

子どもが生まれたとき、私にはやりたくないことがいくつかあった。

そのうちのひとつが保護者ありきのスポーツクラブ。

女の子と聞いたとき何よりもうれしかったのは、「サッカーと野球をやらせなくていい」ことだった。

休日をつぶして、炎天下や極寒のグランドで1日中子どもたちを見ているなんて絶対ごめんだ。

長女を妊娠してから15年間、その思いはまったく変わらなかった。

最初に気持ちが揺らいだのは、尊

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「子どもがあなたの寿命をのばした」なんてウソだ

「子どもがあなたの寿命をのばした」なんてウソだ

「出産によって子宮系疾患のリスクは○割、授乳によって乳ガンのリスクは○割低下する」という情報を真に受けていた。「だから女性の平均寿命は長い」と。

ネットの記事だったが、新聞社が出す記事があやしいだなんて思わないくらいにはボケていたのだ。

2人目の出産から10年、私は子宮を失った。

いや本当は、失ったなんてドラマチックな感情はない。本音は生理がなくなって、心の底から清々している。でも何か納得で

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40歳を生きる

40歳を生きる

雨宮まみさんは、とあるウェブサイトの「40歳がくる!」というコラムに、次のような文章を書いていた。

 私はこれを、ちょうど自分が40歳になるかならないかくらいの頃に読んだ。そして自分のなかにある、漠然とした不安の正体を知った。

こんなにも自分を理解し、言葉にできる人でさえ、40歳を迎えることを恐れている。

この投稿から半年後、雨宮さんは帰らぬ人となった。

そしてそれからずっと、私は雨宮さん

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