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1000の解決策⑦ 燃やす世界と決別せよ 火から、水を中心に据えた文明へ

燃やし、蒸気を作ってタービンを回す。それが多い。鉄の高炉。ごみの焼却。暖房も、本当は燃やさずにできるのに。(エンジンは今は油圧だが、たとえば原発でも、莫大なエネルギーで、「お湯」を沸かし、それでタービンを回すのだ!知ってましたか?)

考えると、戦争すら、爆薬は火薬。燃やさずに、水を使えば。もめ事を、火力でなく、水で、冷やして、包んで、治める。火は男、水は女?

世界を、水で包め。水素もその一つ。
直観だが、火の文明から、水を使う文明へ。

ということで、単純に「水力発電」でニュース検索してみた。意外なことに、最新ニュースが次々。どこも改修したり、小規模水力も。面白かったのは以下の2ニュース。

まず、上。天気予報の精度が上がっているので、大雨の予報があるとダムを放流し発電し、さらに7か所ある「地下水涵養施設」に水を送る。それで、将来の干ばつに備え、ダムの水量は減らしておける。単純で、優れたやり方。

次に下。驚き。ブラジルは、再エネが総発電量の93%。これはすごいこと。前大統領は評判が悪いが、良いこともしたのでは?特に、水力の割合が、総発電量の約半分だと!!アマゾンの干ばつが言われているが、それでもやはり川の国なのだ。

考えてみれば、日本も急な山と無数の川の多い国。いくらでも、水力発電ができる。ダム=環境破壊のイメージが強いが、最新の技術と繊細な配慮で、良い施設が作れるはず。とくに、最近チリでも山火事があったが、日本も今後ないと言えない。私は山中にいくつも貯水池を設けることで、ある程度山火事が防げると書いてきたが(大雨の時鉄砲水対策、また地下水涵養施設にもなる)、水力発電のためにも、また陸上養殖のためにも、やってみるべきだ。(JR西が陸上養殖をやるが、海の養殖が高温化で危機なので、その設備を増やす時だ。)

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