さようなら、ありがとうケツバット

「なんか手続きできてなくて追い出されそうです」という彼の目は瞳孔が開いていて天性のものを感じました。
どうやら毎日一泊分払って泊まるみたいな感じでやってて、今日からは満室なので空きがなくお前出てけよってなっていたみたいです。
可哀想なケツバットを落ち着かせ、すぐ隣のホステルに空きを確認してひと段落。
ただ貴重品ロッカーの鍵が必要なので買いに行きましょうとのこと。
その話をしてるときにパスポートの写真もパキパキでカッコよかったので写真撮らせてもらって、んでなんだっけ？どっか行くの？って感じで一緒に行動することに。

朝食世界一

彼のナビでバスに乗りダイソーを目指しますが、ローカルバスって日本でも意味わからなかったりしますよね？
早々に迷子になりお手上げ状態、なのでgrab呼んで一人で行ってもらうことになりました。
その間アコちゃん呼んで遊んでるねって言ったら物凄い速さで戻ってきたのが面白かったです。

動きの遅いもの

アコちゃんとジェフリーと一緒にいたところ私たちがお邪魔する形でお散歩を開始しました。
公園はとても広くて子供に戻ったみたいなLSDの気持ちで遊びました。
ただ明らかにジェフリーはアコちゃんを狙っていて、私に何か警戒しているところが青春ドラマみたいで楽しかったです。
もちろんケツバットもアコちゃんの家を聞き出そうとしたりしててみんなで取り合い状態でした。

動きの早いもの

ジェフリーはシンガポールとかにも長く住んでたみたいでお話は面白く、女子にはなんでも買ってあげる感じもかっこよかったです。
私が恋敵ではないとわかった時には私にも水を買ってくれたりしました。
ケツバットにはなにもしてくれないところもわかってる証拠ですね。

謎のオブジェ

それぞれの想いを胸に一度タクシーで帰宅。
ケツバットとまた二人きりでラブラブデートをしました。
この日はとてもお天気に恵まれていい思い出と、なりました。

夕日はいつも綺麗

この日もたくさん歩いて疲れたのでマッサージでも行きましょうと誘ってみたところ、ケツバットは浮かない顔をしていました。
エロいマッサージと勘違いしてたのかな？そんなにおじさんのことスケベだと思ってるのかな？
とかちょっとだけ思いながら受けたマッサージは200バーツでも最強な奴で身体がリセットされたような気持ちになりました。

そんなこんなでバンコクにやや飽き始めたところで、宇宙が分岐していくのを感じたのでした。