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以前に書いた『膣ケア、膣トレーニング』の記事がずーっと読まれ続けているので
みなさん興味があるんだなー!と思い
もう少し詳しく解説していきましょう。
骨盤底筋と呼ばれる、自転車のサドルにあたる部分の筋肉についてさに
重力により下がる内臓を支えている筋肉で、慣れるまでは意識しづらいところ。
おしっこを我慢するように引き締める感覚で
ストローで吸い上げるようにキューっとエネルギーをお腹まで引き上げてみよう。


これを1日に2〜3分気づいた時に何度でも、やってみると周囲に気がつかれることなく
どこでもトレーニングはできるよ🎵
産後の女性だけでなく、尿漏れの症状がある人は40代以降増えていく。
肥満、便秘、運動不足、悪い姿勢により骨盤底筋はゆるんでしまうのだ。
尿意を感じても排尿するまでの動作が間に合わないほど日常生活に支障が出る前に、
男女問わず鍛えてケアしておきたいところ。

深呼吸をする時に、横隔膜、肋間筋(ろっ骨の間の筋肉)そして骨盤底筋を使う
これを『呼吸筋』と呼ぶ。
ヨガのレッスンでは最初と最後に呼吸調整をする
『吸う時に肋骨を大きく広げたら、吐く時に腹圧を高めておへそを背骨の方へ引き寄せましょう。』
『吸う時に、会陰を引き上げるようにし胸まで呼吸が広がり、リラックスしながら会陰をゆるめ吐く呼吸を観察していきましょう。』
このようなかんじでインストラクションしていく。
普段から浅い呼吸をしていると骨盤底筋が衰え、逆に深い呼吸をするだけで
骨盤底筋を鍛えることができるよ!
そして姿勢ですが、骨盤の傾きが重要。
前傾(反り腰)の方は、お尻の穴が後ろを向いているということ。ヒール靴を履いている女性に多い。


意識的に、尾骨を地面に向けるように
おへその位置を少し引き上げてみましょう。
逆に後傾(腰が丸まっている)の方は、猫背になりやすく呼吸が浅くなりがち。
座る時に背もたれにダラーンと体重をかけずに、坐骨を椅子に立てて座ることから始めましょう。同時に足を閉じて内腿を意識すると骨盤底筋に自然とスイッチが入るの。
そして靴底の外側がすり減る人は、重心が小指側にかかっているので内腿の力が抜けていて
骨盤底筋が緩みやすい。
親指の付け根で体重を支えるように歩いてみましょう。
膣に直接アプローチするよりも、普段の姿勢や歩き方、そして呼吸が大切なことに気がついて頂けましたか?

美容雑誌やダイエット情報に『部分やせ』
『パーツ別トレーニング』などと書いてありますが、人間の体は相互に作用しあいバランスを取っているので
部分的に鍛えたりすることは難しく、バランスを崩すことにつながる。
なので、骨盤底筋群を鍛えようと思ったら
①日常の姿勢改善(座り方、立ち方、歩き方)
②内腿、腹筋を鍛えて間接的にアプローチ
③骨盤底筋にフォーカスして呼吸を深める
これを続けていくことが大切!
次回は『鍛えたあと、ゆるめてほぐす方法』などもご紹介できたらと思います。
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