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Youtuberから学ぶ、生命力のある食べ物を食べることの大切さ
先日興味深いネットニュースがありました。
あるYoutuberの方が、"コンビニのお弁当を100日間毎日食べ続けた"というものです。
私がこの記事を読んだ感想は、「そうだろうな・・すごく真実だな・・」でした。
(ぜひニュースを先に読んでから、下記お読みください⭐️)
このYoutuberの方が体感・体験したことは、アーユルヴェーダ的に(もちろん!)説明ができることなので、今日はそれについて私なりの分析と学びを書いてみたいと思います。
①コンビニ弁当を食べ続けた結果、体臭が臭くなった
ご本人も感じているように、これはまさに"消化不良"の証。体内に毒素が溜まっていることにより、体臭(おそらく口臭も)として現れています。
②80日を超えたあたりから、体調が悪くなる
消化不良+ドーシャ(体調)のバランスの乱れ。
※ドーシャが何かわからない方は、インスタをご確認ください🕊
消化不良によって体内に溜まった毒素は、やがて病気へと進行していきます。
この100日の中で病気までいったかどうかは不明ですが、その前段階の不調は十分に出てきていたのだろうと思います。
また、
・保存料や化学調味料が多く使われている
・辛いものも多く食べている
・しっかりとした味付け(塩分が強い)が多そう
・質の悪い油も多く含まれている
ことにより、全てのドーシャが乱れているのではないかと思います。特に、Vata・Pittaのドーシャの乱れによる不調が出てきていたのでは、と予想します。
③ジャンクフードの食べ過ぎが、うつ病に繋がるという理由がなんとなくわかる、食に楽しみを感じなくなる
これは心や精神状態の話になりますが、アーユルヴェーダではまさに"タマス"が増えすぎた状態です。
タマス = 惰性のこと。重たく、下向きのエネルギー。鈍感、暗闇。退化。心を閉ざす。
"タマス"が増えすぎると、
(まさに!)無関心、認識の欠如、否定的、停滞、(まさに!)鬱、嫉妬、妬み、優柔不断、といった心の状態になる
と言われているのです。
人は本来"サットヴァ"、
サットヴァ = 調和のとれた、偏りなくバランスが取れた状態。
が自然の姿ですが、偏った食生活によって、この方は心が大きく"タマス"の方へと傾いてしまいました。
ではどのような食事が"タマス"を増やすのか?
それは、
電子レンジで温めたもの、冷凍食品、残り物、などの作り立てではない食べ物、動物の肉、防腐剤入りの食品、揚げ物など
コンビニのお弁当はまさに"タマス"を増やす食べ物、そのものだということがわかりますね。
学び
1つ目の学びは、結果には必ず原因があるということです。
アーユルヴェーダは他の医学とは異なり、身体だけではなく、心や精神の部分まで含めて、包括的にみていきます。
だからこそ、③のような結果に対しても、きちんと原因がわかり、メカニズムが説明できるのです。
なぜだかわからないまま、突然何かの精神状態になったり、身体の症状がでることはない。
全てのことには原因があります。
2つ目の学びは、"生命力のある食べ物"を食べることがいかに大切か、ということ。
アーユルヴェーダでは、生命力(プラーナと言います)のある食べ物を食べるように、と言います。
新鮮な食材を、生命力を失わないように調理し、出来立てで食べることが理想です。
言われてみれば、「そりゃその方が身体に良さそう」とは思うと思います。
でも実際に、生命力のある食事をとらないとどうなるのか、はあまり実感がわかないですよね。(私もそうでした。)
100日というのはかなり極端ではありますが、私たちの1食でも、わずかではありますが同じことが体内・心の中では起きています。それによってバランスは確実に崩れ、身体的にも精神的にも病気の状態へと近づいていってしまうのです。
こういった小さな小さな身体や心の変化に気付いて、対応していくことが、病気を防ぎ、心身共に健康でいるポイント。
そのためにも日頃から五感を正しく使い、自分の内側と向き合う時間を持ち、意識的に生活することが大切だなと改めて思いました。
読んでいただきありがとうございます💕
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