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人生だれもが主人公。日記を書くということ。

凛とした冷たい空気が、はやくも春を感じる暖かさへと変わってきた沖縄。

2022年が始まると同時に、濃厚接触者になってしまった私です、コロナ陽性の息子と2人、大人しく自宅に篭り、仕事(教室ヨガ)をお休みしている間、やはり、気力が落ちてしまいました。日記(手書き)は書けてもブログを書くエネルギーが無くて悶々とした日々を過ごしてたんです。

やはり、ブログを発信することは、私にとって心身のバロメーターと関係してるみたい。そしてストレスがかかってる真っ最中のときには、書けません。ほんとはそういう時こそ、素直に書いて気持ちをアウトプットしてみる事がいいのでしょうけどね。しかしそれは、とても勇気のいる事なので、今の私には難しい…。であれば、せめて日記ならという事で、日記を書いて気持ちを整理してました笑。

2017年に、私が「日記を書こう」と思った理由としては、日々の日常を私なりの物語として、捉えていくことでした。自分が人生の主人公として、私なりの物語をつくることです。別に小説を書こうなんてことではありません笑。

自分を主人公に見立てた物語を構築できるということは、自分の毎日をストーリーとして考える思考を身につけるという事です。自分自身への理解も深まるし、本当に必要なものが何かを知るきっかけにも繋がっていく気がするのです。

数日前に、凄いストレスを受けて口内炎ができてしまった、、、ということを書きましたが、あの時、はじめて、「この仕事(ヨガをおしえること)をやめたい。」と、思ったのです。信頼していた同業者(インストラクター)への違和感と絶望感は、同じこの世界(インストラクター)で働いていることに意味を失ってしまい、まるで自分がけがれていくような嫌悪を感じたからです。それからしばらく時間が経つと共にストレスは緩んでいくのですが、実は、そのことをきっかけに、私の考えというか世界がひろがっていったのも確かなんです。

お正月に、小説、西加奈子の「夜が明ける」を読んでいて、今回もう一度再読。
なぜなら、ものすごい、圧倒的な熱量で、この物語をかきあげたのだろうとおもわせる彼女の姿が、頭から離れないのです。
物語のストーリーもそうだけど、彼女自身の強烈な「叫び」が聞えてくる。読み終わったあとでも数日、その世界から離れられないでいる。

そこには、誰にも相手にされず、社会からも切り離された人たちがいる、という社会の現実を思い知らされたのだ。
物語とはいえども、彼女の疼く熱い情熱が、私のこれまでの狭い世界を広げてくれたのだった。
同業者とのストレスはいつの間にか消えてなくなり、同時にこれまでにはなかった社会的好奇心が芽生えてきたのだ。


わたしにも何かできないのだろうか? という問いが・・・。


関心が高まり、いつの日かそれが、やりたい事や目標にかわっていく。
やりたい事や目標があることは、ワクワクするし楽しい。でも手に入れたという想いが強くなればなるほど、現実に打ちのめされる日々なのだ。生きているということは、自分も周りの環境も日々変化しているということ。今日はショックなことがあり、モチベーションが低くても、明日は調子が戻っていたり、いらん情報でまた落ち込んだりの日々が繰り返されていく。それが生きるということなのだと思う。

そんな誰もが人生の主人公なのだ。日記をつけてるとそんな自分が愛おしくなるんだから、これまた面白い。

2022年ですね、ご挨拶がおくれました。どうぞ今年もよろしくお願いいたします。


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