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2023年の目標

2023年のスタート

今年のスタートは、コロナ罹患からはじまりました。
家族にも迷惑をかけてしまい、健康の重要さ・家族の健康を想うスタートでもありました。扁桃腺が小さいころから弱かったためか、強い喉の痛みがでました。静養中ベットの中で読んでいた本のご紹介です。

『菜根譚』

洪自誠(洪応明、還初道人)による随筆集で中国古典の一つ。前集222条、後集135条からなる中国明代末期のものであり、主として前集は人の交わりを説き、後集では自然と閑居の楽しみを説いた書物である[1]。別名「処世修養篇」(孫鏘(そん しょう)の説)
by Wikipedia

1600年前後に書かれた本です。昔の人が言っていたいい話、という感じの本です。心が乱れたとき、少し悪い部分が入ってきたときに読むと心が洗われます。今回、心に残った内容をご紹介いたします。

苦しんだり楽しんだりして、修行を重ね練磨して作り出した幸福であってこそ、その幸福は永続する。また、疑ったり信じたりして、苦心を重ね考え抜いた知識であってこそ、その知識は本物になる。
by 菜根譚 七四
静かなところでしか保てないような心の静けさは、ほんとうの静けさではない。目まぐるしいところでも心を静かに保つことができるようになってこそ、本性の真の境地である。また、安楽な環境のなかでしか感じられないような心の楽しみは、ほんとうの楽しみではない。苦しい環境の中でも心を楽しく保つことになってこそ、心の真の働きを見ることができる。
by 菜根譚 八八

他にもたくさんいいセンテンスがありますが、今回、心に響いたのは『楽しむ』という言葉。モットーは『楽しく生きる』。どんな状況でもその場その場を冷静にとらえ、そして楽しむこと。楽しむことの力は強いと思います。
2023年、それを意識的な目標にしたいと思います。
もうひとつは、『コンフォートゾーンを抜け、Limitを突破すること』
自分が決めているコンフォートゾーンの外に飛び出すことで、新たな世界があると思っています。

2023UTMBへ

2020年に当選したもののコロナにより中止、2021-2023まで一定の条件のもとその権利を持ち越せる措置がありました。
2022年はTJARを完走、UTMBの先にTJARの目標があったため、2023年UTMBをどうするか迷っていました。
もうレースはいいかな。とか。
ただ、見たことのない世界のレース。ゼッケンに背負える日本の国旗。
「今あるチャンスを逃すことは、一生後悔してしまうのでは。」との想いでエントリーしました。これもまた家族の理解のおかげです。

高齢者の方に、「今まで後悔したことはありますか?」という質問をすると、「チャンスがあったのにやらなかった。」と、やらなかったことに対する後悔が多いそうです。
『やってみて失敗したことの後悔はでてこない』とのこと。
これまでの歴史・哲学、先人の方々の経験・知恵はいろいろなことを教えてくれます。

by Utmb-mail
by UTMb officialsite

2023UTMBは何をみせてくれるのか、その先に何があるのか。
とても楽しみです。

2023年、仕事も新たなことに挑戦しようと思います。

皆さまの2023年もいい年になりますように。
楽しい1年になりますように。

心からお祈りしています。今年もどうぞよろしくお願いします。

Amazon.co.jp: 菜根譚 (岩波文庫) eBook : 洪自誠, 今井 宇三郎: 本





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