フライパンひとつで簡単!丁字麩が想像を上回るおやつに
和の要素しかない丁字麩(ちょうじふ)が、市販のラスクより美味しいかも??と、ちょっと色めきだった一品となったことに、驚きが隠せません。
丁字麩の定番は 辛子和え
滋賀県多賀町のよびしの食(法事などで親戚を招くおもてなしの食事)と言えば、「丁字麩(ちょうじふ)のからしあえ」。涙が出て鼻が痛くなるほど辛い辛子酢味噌は「怖い顔してこさえるもん」らしい。
また、マッチ箱サイズの大きい麩は、すき焼きに入れると味が染み込み、もちもち食感がたまらなく美味。
この レシピが出来る きっかけに感謝!
令和7年3月まで、滋賀県多賀町にある「高取山ふれあい公園」に「うしミルク」が展示されています。「シガタガゾウのアート展」プロデューサー神谷利男さんのユニット「kammy+OK!」さんの作品です。
体の半分が乳牛、もう半分が牛乳パックの「食べるを哲学するアート」です。
ここから多賀町を発信すべく、農林水産省と一般社団法人Jミルクの「牛乳でスマイルプロジェクト」の活動として、「kammy+OK!」さんが発案。
高取山ふれあい公園をロケ地に、牛乳や乳製品、多賀町近隣の食材を使用した美味しく楽しい「#牛乳でキャンプめし」を6月の牛乳月間で発信するお手伝いをしました。
「kammy+OK!」さんとの打ち合わせで、水切りヨーグルトと甘酒を混ぜてティラミスが出来ないかという話になりました。ティラミスの底に敷きつめるビスキュイを地元素材で工夫できないか??それなら丁字麩を敷き詰めるのはどうだろう??と。
そこから話がすすみ、ラスクにした丁字麩ならもっと美味しいかも。ということで、ラスクを作ることに。
本来、低温のオーブンでじっくり長時間焼くところ、すでに水分量ゼロの麩なので超時短。フライパンひとつで油と砂糖を絡ませるだけの、5分足らずで出来るお手軽ラスクとなりました。
(ティラミスは、また別の機会に紹介します。)
丁字麩ラスクの作り方
丁字麩をバターでソテーして砂糖をまぶしたら絶品焼き菓子に変身!
有塩バターの塩味が良い仕事をしています。パンで作ったラスクよりもサクッと軽いのがいいです!
今回、北海道フリーズドライ牛乳を加えたことで、さらに美味しく仕上がりました。
【材料】
丁字麩(澤田製麩所さま)…5片
有塩バター…30g
砂糖(お好みの砂糖で・今回は素精糖使用)…大さじ1
北海道フリーズドライ牛乳(株式会社MMJさま)…大さじ1と飾り用に適量
【作り方】
① 丁字麩を半分にスライスします。
② フライパンを熱しバターを入れ溶かします。丁字麩を並べ弱火で焦がさないようにソテーします。表裏返しじっくり焼きます。
③ 焦げめが軽くついてきたら、火を止めます。砂糖と北海道フリーズドライ牛乳を混ぜ、上からまぶします。表裏返しながら なじませたら出来上がり!
お手軽すぎて・・・。1週間で3回も作ってしまいました。
焦げる直前ギリギリまで、弱火でじっくりカリカリに仕上げるのが美味しいです。
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