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最寄もより/大体1000文字の読書感想文
2023年4月5日 21:50
「都々逸(どどいつ)」というものを知っているだろうか。7・7・7・5のリズムで刻まれる、短歌や俳句の仲間だ。江戸時代後期から明治時代にかけて流行し、庶民の間で唄われ親しまれていたそうだ。最も有名なものはきっと、「ザンギリ頭を叩いてみれば 文明開化の音がする」という一節だろう。本書はそんな都々逸から恋愛に関するものを厳選し、挿絵と解説とともにまとめたものだ。読み終わった感想は「たまらん