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接客で「早く持ってこいよ」と言われたときの対応。世直し勘違いクソじじいvsアルバイト

居酒屋で店員にいびってるくそじじい軍団がいた。そのじじいは「この魚冷めているからもう一回出して」「お酒はまだか」「さっき頼んだのは?」と何度も何度も同じことを店員に頼んでいた。店も多少は早く出す責任もあるが、とても混みあう土日の夜にそんな風に店員に絡んでいたら他の客の提供も遅れるし、我慢しろよ、と思った。難しい問題だ。

客に優しい世の中は消えつつあると感じる。飲食店で働いているほとんどのアルバイトは、もらっている金額に見合う労働負担を自分に許すようになった。たかが時給900円で、ペコペコ丁寧!客様は神様♡ではいられないのだ。

ところが、そのクソじじいは「自分が言ってやっている」と言わんばかりの態度で、数十秒間店員を拘束していた。世直しでもしてるつもりか?じじい


数分経つと、そこには男がいた。新人と思われる女バイト生をかばうように、せっせと先輩男が近寄ってきたのだ。難なくクソハゲチャビンじじい(レベルアップ!)に対応する彼——。だが取材班はこの時、残念な事実が起きていることに気づく。それは店員が「2人同時に」拘束されていることだった。

ここで窮地から逃がれた新人女バイトの「あっ、神野先輩...♡」というラブロマンスを期待したがそうはならず。反対に、くそじじいら(ばばあ含む)4人の絆は深まるばかりだった。——そんな状況を横目に、僕は体が火照りだし、今日まで微熱と闘病生活を送っていた。きっとあのくそじじいのせいだ。きっと。 

サービス業」とは、「お客様に対してサービスを提供する業種」のことだ。形のないモノで、満足感や充足感を提供する。もともと、serviceには「接客」の意味の他、「貢献」「奉仕」「役に立つこと」などの意味がある。そのため、求められることをしたり、世話をしたりすることも含まれるはずだ。

となると、飲食店側のサービス条件として、美味しいものを提供することが求められる。

今回の問題。それは、そこに「提供の速さ」が含まれるか否かだ。

仮に食べ放題や飲み放題のお店だったとしよう。そういう店は大抵時間制限がある。この場合は、限られた時間でお腹いっぱい飲み食いできることが顧客が最も求めるサービスに違いない。

だが、通常の飲食店ではその定義は当てはまらないと思うのだ。ぼくは、美味しい料理を美味しく食べられることが1番の優先事項になると思っている。

冒頭に挙げた「この魚冷めているからもう一回出して」のくそじじいの主張はこの優先事項に反するので、その部分はくそじじいに同情できる。だが、混み合っている土日のゴールデンタイムに店員を急がすことはさすがに行きすぎだしナンセンスではあるまいか。ぼくとパートナーは最初の飲み物の5〜6分さえ待つことができた。でも体感値4〜50歳より上の人に多いのが、「最初の一杯くらい10秒で出せよ」というメンタリティだ。うるせえ、くそが。缶ビール飲んで寝てろってんだ。(おっと失礼)

今日書いているこの記事。飲食で働いていた時に注文を急かしてきたあの時のクソ客らに言えなかったことを、むしゃくしゃして書いている。ああいうクソ客らはnoteなんか使ってないだろうから平気だろう。大学生やサービス業従事者ならこの愚痴、共感してくれるはずだ。

もちろん、店員が客にキレることは許されない。僕もキレたりはしない。だけども





あのさあ




店員に優しくなろうぜ。

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外資系専門商社でBtoB, BtoG営業をしています。さまざまな社会問題や身の回りに起きた出来事を発信しています。「新しいモノ・コトで人々の生活を豊かにする」