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米作りの1年を体験する。【第1回】

今年も、田植えから、稲刈り、冬の手入れまで『米作りの1年を体験するオーガニックライスジャーニー』(主催:友部コモンズ)に参加します。昨年に続き2年目となります。(昨年度の様子はこちらからどうぞ ↓)

この取り組みは、”無農薬・無化学肥料の有機の田んぼで「自分たちが食べるものをつくる」”こと。そのプロセスに参加することで四季を感じながら、自然の恵みのありがたさを感じることができます。

Organic Rice Journey
田植えから稲刈り、冬の手入れまで米作りの一年を体験する

無農薬・無化学肥料の有機の田んぼで
「自分たちが食べるものをつくる」
そのプロセスに一緒に参加してみませんか。

機械を使わない手植えの田植えに始まり、
夏には草取り、秋には稲刈り、冬にはくん炭づくり
など四季折々の作業を

有機米農家を15年以上続けている清水有機農園の清水さん
環境・生物多様性と農の関係、自然の循環などのお話
まじえて米作りを教えてくれます。

なんでもお金で買う世の中ですが
自分たちが食べるものがどこから来るのか、
自然の恵みとはどういうことなのかつくるプロセスを体験することで
見えてくるものがあるかもしれません。

【年間スケジュール】
1回目  5/25(土) 09:00-13:00 春の田植え
2回目  7/20(土) 09:00-13:00 夏の草取り
3回目  9/23(祝) 09:00-13:00 秋の稲刈り
4回目  11/16(土) 09:00-13:00 試食会・冬の手入れ

友部コモンズ案内より

お米の種まき(種まきは4月です。)

ちなみに、この田植えの前には、米の種まき(プログラムには含まれていません)があり、私はこの種まきからお手伝いさせてもらうことができましたので少しだけ書いておきます。

こちらが、お米の種。種というかお米そのもの。
写真の品種は”コシヒカリ”。
他にもササニシキなど複数の品種の種まきをしました。
有機米専用の培土です。
種まき用の機械です。
手前から、種まき用のトレー(黒)を投入します。
3つのホッパー(肌色)に、一番手前から、①培土 ⇒ ②お米の種 ⇒ ③培土と、流れ作業的に3層になるように機械で種を蒔いていきます。(イメージ伝わりますかね。)
種まきのイメージ写真です。
左側から①培土、その上に均等に②種がまかれて、また③培土で種をかぶせる、という感じです。
ところどころ、手で種を蒔く時もありましたが、全て手動でやるのは無理です。
当日はこれだけの種まきをしました。(種を蒔いたのは4/20(土)です。写真:4/20撮影)
田植え、草刈り、稲刈り、手入れ等の作業工程で一番地味に疲れる作業でした。
おそらく他の工程は全て機械でも対応できますが、トレー準備から搬入まで人力なので
この工程が一番大変なのかもしれません。

田植えの日

このプログラムの第1回目 5/25(土)に参加してきました。埼玉(さいたま)から参加した私のほか、茨城県内、東京などさまざまな地域からの参加者(約20名)との田植えでした。お互いの自己紹介等を終えた後、今回の活動主旨や今までの活動概要、そしてこちらの田んぼで栽培しているお米の品種について説明いただきました。

お米の種類の説明
有機米の活動説明など

さっそく、この日に植える苗の運び出しです。4月に蒔いた種もすっかり育っていました。子供たちも率先して運び出しを手伝います。

種まき直後の写真と比較してください。青々とした苗が元気に育ちました。
約1か月でここまで育つんですね。(5/25撮影)
おそらくこの間の水まきも大変なはず。相当量の水源も必要。

苗の運び出しも終えて、みんなで田植えする場所へ向かいます。田んぼに到着し、苗についての説明とどのように植えていくかレクチャーいただきます。子供たちも真剣に耳を傾けます。

苗について説明する様子
天気も良く最高の田植え日和?
田植え前の様子
写真では分かりにくいかもしれませんが、下の写真のように苗を植える場所に
30cm x 30cm 角になるように目印をつけてくれています。
朝早くから準備いただいていました。
皆さん、裸足で田んぼへ。
森に囲まれ周囲から隔離された田んぼで、みんなで田植え。
子供たちも一緒に頑張りました。
いい風景ですよね。
はじめての田んぼでのお仕事。もはや、すごいことになってました(笑)。
めちゃくちゃ楽しそうにしていたのが印象的です。
こういうことができる場所も減っている?
参加者全員で協力して完了。
まっすぐに植えられたでしょうか…。

2時間半ほどの田植え作業を終えて、みんなランチです。地域で採れた野菜とこちらの田んぼで採れたお米で作ったおにぎりをいただきました。

地域で採れた野菜で作った味噌汁
地域の野菜とおにぎり。
やはり、米は”おにぎり”で食べるのがいい。
肝心のおにぎりの良い写真がなくすみません。
美味しくて食べる前の写真がありませんでした・・・。毎回反省。

終わりに

ということで、2年目のオーガニックライスジャーニーの初日を無事に終えることができました。私はこちら清水農園さんのお米ファンになり、今年から我が家で食べるお米を有機米に切り替えました。玄米で購入し近所のコイン精米を活用しています。どのようなプロセスでお米が作られているか一緒に体験し、そして人柄もよく知っている生産者の方から購入することが一番の「食の安心」の確保かもしれません。
次回は、夏の草刈りの予定です。(昨年の草刈りの様子はこちらから↓ ダイナミックで面白いですよ。)

今年の初日も青空が広がり、30度近くの夏日でしたが、本当に良い田植え日和でした。

追伸

”さいたま”迄の帰り道。ラジオ(FM79.5)を聴きながら、高速を使わずの”のんびり”3時間ドライブ。雑踏な物事を忘れ、リラックスできた週末でした。

興味を持っていただいた方、ありがとうございます。いただいたサポートは、クリエイターが参加している各活動支援にさらに活用していきます。