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障害福祉に飲食のプロが関わる

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飲食店で働くプロが障害福祉事業所を始める事で様々な変化が生まれました。飲食のみならず、自分の得意を生かして障害の有無に関わらず世の中に良い商品、サービスを提供したいという想いがあ… もっと読む
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#人材育成

表面だけ捉えず、背景を見るようにする支援。

表面だけ捉えず、背景を見るようにする支援。

表面に現れない部分を見る

支援の考え方として、問題行動や普段できない事が出来たなどの行動があったときに、その場で起こった事だけで判断するのではなく、問題(良い行動)が起こる前に何があったか。

また、なぜそこで行動を起こすきっかけ(トリガー)になったのか?を考察だけでなく、周りも含めて聞き取りなどを行い行動変容を意図的にすることが効果的な支援につながります。

例えば、本人は気づいていないが、通

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・支援 ・人材育成 ・子育て の相違点と共通点

・支援 ・人材育成 ・子育て の相違点と共通点

・支援(障害者 就労継続支援)
・人材育成(飲食店)
・子育て(中1、中2の父親)

今、私が置かれてる環境です。
それぞれに対して、具体的なことを考えると全然違うのですが、抽象度をあげると同じじゃないか?ということを思うのでそんな考えをまとめます。

それぞれの違いは何か?(個人的見解)

・支援・・当事者の理想に近づけるようにどのようなサポートが適切かを考え、一人でも出来るようにサポートする。

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飲食と福祉の真逆の人材育成を考える

飲食と福祉の真逆の人材育成を考える

福祉の仕事と料理人をする高橋です。

経営者や料理業界では、できるだけ自立したスタッフが自力で考え結果が出せるように、人材育成するのが一般的だと思います。

先輩と一緒に行動し、初めは雰囲気をつかんだり、言葉使いや身の振り方を覚え、頭と体に覚えていきます。

基本的には、福祉も飲食も同じ流れで、仕事を教えます。

では、どこに真逆の人材育成があるのか。飲食店・・・一人前の仕事ができるように早く覚え

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福祉を経験すると人材育成能力が倍になる

福祉と飲食業をしている高橋です。

4年ほど障害福祉の現場と関わっていますが、利用者さんのことを考えて、支援会議などをしていると、人材育成能力が上がっていると思う今日この頃です。

簡潔に言えば、相手のことを深くしり、考えることが人材育成能力を向上させるヒントになります。

さて、では早速どんなシチュエーションで人材育成能力が上がっているのかを紹介します。

利用者さんに対して行うこと3選

1、

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