福祉を経験すると人材育成能力が倍になる

福祉と飲食業をしている高橋です。

4年ほど障害福祉の現場と関わっていますが、利用者さんのことを考えて、支援会議などをしていると、人材育成能力が上がっていると思う今日この頃です。

簡潔に言えば、相手のことを深くしり、考えることが人材育成能力を向上させるヒントになります。

さて、では早速どんなシチュエーションで人材育成能力が上がっているのかを紹介します。

利用者さんに対して行うこと3選

1、体調確認と体調管理

本人が作業に対して、「好き」や「楽しさ」を反映できるように取り組んでもらいます。得意なことをする。

元気が出にくい作業に関しては、取り組む目的を明確にして、モチベーションをあげてから作業に取り組んでもらいます。

オフタイムの過ごしかた

中にはストレス発散が苦手な方もいますので、発散方法を提案しながら休みの過ごし方などもお伝えします。また、休みでの疲労の回復具合や、逆に疲れ具合などを数値化して確認を行います

2、目的(希望)を持って通所する

本人が通所することによって何を得たいと思っているか

「働きたい」「人との関わりを持ちたい」と人によって目的が違います。時には支援員も自らの人生観を語るなど場合に応じて、話しやすい雰囲気を作ることも必要です。

「なりたいイメージ」の共有

定期的に面談をすることで将来について考える機会を設けています。見通しをもてるように、本人と話ながら、本人が言葉にできないことをイメージする資料を作ることもあります。

3、場の提供

様々な支援員との関わりを持ってもらうために、自己紹介一覧を作成して利用者さんと共有します。また、利用者さんには役割を持つことで帰属意識が出ますので、お花の水やりや、来客時のお茶だしなども積極的に参加していただきます。

見通しが立たないと不安に感じる場合もあるので、身に付くスキルなど、時系列にそってお伝えし、やるべきことを明確にします。

まとめ

利用者さんは個人なので、その方にあう支援計画が求められます。無理にマイナス部分をカバーするとかなりのストレスに感じることもあるので、ストレングス(得意)を活かしてできる作業や、居場所(環境)作りを整えることもモチベーションにつながります。


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